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不倫相手の妻子にトンデモない嫌がらせ!シングル女性が暴走するとき

 さらに、あるとき、この車にはショウコしか乗せないと彼が言っていたオープンカーの助手席のダッシュボードの中に、食べかけの「麦チョコ」の袋を見つけた。おそらく子どもが乗ったのだろう。妻も一緒だったかもしれない。 「アタマにきたので、彼の目を盗んで、はいていた真っ赤なTバックを脱ぎ、そこに入れておきましたTバック 次にそのクルマに乗ったとき、こっそりダッシュボードを開けてみたが、下着はなくなっていた。妻が見つけたのだろうか。彼の様子から察するに、妻は夫にそのことを話していないに違いない。

彼の車にあった、家族の荷物を川に叩きこむ

「別のとき、今度はトランクに彼の子のものであろう剣道の竹刀(しない)と、女の子の帽子が入っているのを見つけたんです。それも彼が見ていないときにトランクから取り出して、近くの川に捨てました。  ゴミ箱ではなくて、川に捨てたほうが、より気持ちがスカっとする気がしたから。実際には、竹刀も帽子も沈まず、いつまでもプカプカ浮いて漂っていたので、すっきりしなかった。あらゆるものを沈めてやりたいという思いが強いんだと実感しました」  彼とは半同棲の状態が続いたが、彼がいないとき、彼女はいつもあの年賀状を眺めていた。家族4人がにっこり笑っている写真の真ん中に、舌を垂らした大型犬がいた。 「家族として完璧な上に、犬がいる。しかも大型犬。なんか世間の幸せより、もっと大きな幸せの象徴のように見えましたね。家庭内別居って言ってたくせに!」  彼女は年賀状をカラーコピーし、彼を除く3人の顔を黒いマジックで塗りつぶした。犬は全身を真っ黒につぶした。  その紙を、未明に彼の自宅のポストに入れた。家にいるときは彼が早朝、犬の散歩に行くことを知っていたからだ。彼がこれを見てどう思うだろうか。 家族と犬「そのとき、玄関先の犬に毒入りのエサでも与えようか、とまで思ってしまった。でもできなかった。  私が荒(すさ)んでいることがわかったんでしょう、彼は徐々に距離をとるようになっていきました。私もさんざんいろいろなことをして疲れ切ってしまったので追う気力もなくなっていきました」
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別れて5年、みすぼらしくなった彼を見て…
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