――本の中で、サバイバーズ・ギルト(戦争、災害、難病から奇跡的に生き延びた人が、自分だけが助かったことに罪悪感を感じること)について語っていますよね。スザンナさんもそれを感じているのでしょうか。
スザンナ:はい、罪悪感はあります。本を出してから、「あなたのような治療を受けたにもかかわらず、私の子供は回復せずに、死んでしまった」というメッセージをもらったこともありますし。「なぜ、私がこの病気にかかったのか」「なぜ、私は治ったのか」という疑問は、これからも頭を離れることはないでしょう。でも、だからこそ私は、抗NMDA受容体脳炎の啓蒙活動を生涯続けることで、この罪悪感と向き合っていきたいと思っています。
『彼女が目覚めるその日まで』は12/16(土)より角川シネマ有楽町他全国ロードショー
配給:KADOKAWA
(C)2016 ON FIRE PRODUCTIONS INC.
<TEXT/此花さくや PHOTO/山川修一>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】