食べなきゃ損!「わら納豆」のホンモノ感に大感動
2017年のマイベストグルメ。
気が付けばもう年の瀬。新しい健康食から面白ジャンクフードまで、今年もじつにたくさんのものを食べてまいりました。そして1年の総括をすべく、「今年最も感動した食べ物」が何だったのか、じっくり振り返ってみたところ、結論は全く迷わず。
その答は、『ホンモノのわら納豆』でした!
そこで今回は、わら納豆が一体どんなものだったのか? ホンモノって何? みたいな話をしていきたいと思います。
そもそも「わら納豆」に興味をもったのは、「納豆づくり教室」に参加したことがきっかけでした。「納豆」は、蒸した大豆に「枯草菌(こそうきん)」という細菌の一種(=納豆菌)が付着して作られる発酵食品。
作られる工程としてはシンプルなのですが、温度、湿度、通気性などの条件や発酵時間によっておいしさが左右されるため、自分で作るためには事前準備や知識が必要です。
ちなみに、私たちが日頃から食べている納豆は、食品メーカーが“化学培養”した納豆菌を使い、発砲スチロールや紙のパックの中で発酵させられるもの。ここで言う「わら納豆」とは、稲わらに付着している「天然菌」のパワーを活かして作る“本来の納豆”のことなんです。
大まかな作り方としては、浸水させた大豆をゆで、わら苞(わらづと)に包んで40~43度で2日間保温するというもの。雑菌が増えないようにするのも大切なポイントです。
完成した納豆を実際に食べてみたところ、納豆らしい「ねばり」は出たものの、通常の納豆よりもサッパリした仕上がりに。「はじめてにしては良くできたぞ!」と満足しつつも、ネバネバ納豆好きとして少々物足らなさは隠せませんでした。
そして、納得できるレベルのものを作りたい、という目標が生まれつつも、ちゃっかり情報収集! 栃木県に「ものすごくおいしい稲わら納豆を作っている名店があることを知ったのです。
そのお店は、栃木県の那須にある「天然わら納豆 ふくふく」。実は「わら納豆」は、昭和20年代にサルモネラ菌による中毒事故が発生したため、長年製造が禁止されていました。そんな中、中毒事故の起こらない製造方法を確立させ、50年ぶりに製造許可を取得したのが、このお店なんだとか。
そして、そこのプレミアム納豆がコチラ。
⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=798959
まず驚くのは、1本2000円というお値段! 50センチ長のわらの中にずっしりと納豆が包まれた外観はどこか神々しく、この時点でなんとも芳しい香りが漂っています。まずはこの香りこそが別世界。体験したことのない、なんともふくよかで華やかな香りは、「納豆くさい」とは一線を画す次元です。

「わら納豆」って、どうやって作るのか?


1本2000円! プロが作るプレミアム「わら納豆」に大感動!
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