独身女性が泣く“ベッキー型不倫”は激減。ドライに不倫する女性たち
あえて不倫を選ぶ独身女性も
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実例①既婚男性2人と交際
既婚者2人と同時に付き合っているという30代前半の女性。どちらの彼も家庭を持っていることで、会う時間が調整しやすく、また、もしバレても、どちらからも責められる心配がないのがいいそうだ。誕生日などのプレゼントは双方に同じ物をリクエストし(プレゼントからバレる危険をなくすため)、1個は売りさばいて現金に変えているのだとか。
実例②「家庭を持つ彼」が好きだったのに
「彼が結婚する前に出会っていたら、好きにならなかったかも」と言う女性は、“家庭を持つ彼”に魅力を感じているとのこと。子どもの話を聞くのは好きだが、「世の中順番なので」と、自分が彼の子を産み育てることは望んでいない。彼から「家庭を捨てて君と一緒になる」と言われて即別れた。
――不倫が変化したのは、どうしてだと思いますか?
亀山:スマートフォンの普及が大きいでしょうね。今はトークアプリなどで手軽に相手と連絡が取れるので、不倫は「耐える恋」ではなくなりました。そのため、「ひたすら待ったり、つらさを伴ったりするなんてバカらしい」と感じるようになったのだと思います。
あと、親が離婚した家庭で育ち、結婚に夢を抱けない人が増えたことも、関係しているかもしれませんね。
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妻と過ごす彼を思い嫉妬に泣くような不倫は、もはや少数。今やメリットもデメリットも理解した上で、「不倫を楽しんでいる女性が多い」と言う亀山さん。
ただ、どれだけリスク管理ができていても、妻にバレることはあります。不倫の変化に伴い、妻バレ後の顛末はどう変わっていったのか? 次回はそのあたりをお聞きしてみようと思います。
―不倫の最新トレンド Vol.1―
【亀山早苗】
フリーライター。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数
<TEXT/千葉こころ>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】千葉こころ
自由とビールとMr.Childrenをこよなく愛するアラフィフライター&編集者。
人生後半戦も夢だけは大きく徒然滑走中
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