Love

別れたカレへの“怒りと未練”を捨てられない人への処方せん

 失恋のドン底から立ち直る方法を、ヒーラーユニット「mailove」(Neffyさん、Venusさん)に聞く3回シリーズ。

 前回は「自分が傷ついたことを認めること」「自分を否定しないこと」とアドバイスされました。

失恋 でも、つい「ああすればよかった」と後悔したり、逆に相手に腹が立って仕方がないときってありますよね。今回は、そういう場合の考え方を伺います。

恋愛には加害者も被害者もいない



――相手の気持ちが冷めるということは、彼を自分に惹きつけておく力がなかったってことではないんですか?

Neffy:そんなふうに思わなくて大丈夫。自分を査定して、ダメ出しすることは絶対しないでほしいです。

Venus:「自分が悪かった」って思っちゃうのは、よくないパターンですよね。真面目な人ほどそうなってしまいがち。

Neffy:ただ単に縁がなかっただけ。なぜいちいち反省会をしたくなるのかしら

Venus:でも「何かをやっていたら、うまくいったんじゃないか」っていう気持ちがあるのはすごく分かります。

mailoveの2人

mailoveの2人


――失恋するってことは、自分が足りなかったと思ってしまうんですよ。

Neffy:「たら、れば」ですね。「もっとこうしていれば、もっと彼のことを惹きつけておけたのにな」とか。でもそんなこと、わからない。自分がするべきだと思っていたことができなかったとしても、誰が悪いわけでもないんです。

Venus:これはよく言うことなんですが、愛し愛される関係に、加害者も被害者もいないんです。

Neffy:どっちが悪いとかもね。

「彼のせい!」と怒ることで、自分の価値を下げている



Venus:もし自分を加害者だと考えると、「あれがよくなかった」と絶対に自分にもダメ出しをし続けてしまう。逆に相手を加害者にしたら、自分を被害者にしてしまう。その時点で自分をすごく下げているわけですよね。「誰かに傷つけられた可哀想な存在」っていうふうに。

Neffy:まさに私も以前、相手を否定し続けて「相手が全部悪い、私は悪くない」って言い続けていました。でも、それでは何も動かなくて、離婚したいのにできなかったことがあるんです。でも「そうじゃないんだ。被害者も加害者もいない。受け入れるしかない」と思ったら、離婚に向けて動き出したっていう……。

Venus:私もおつきあいしていた人と別れたときに、「あなたが悪い」って思っていたんです。バーン! っていきなりパイを投げつけて「あなたなんかもういい! 私はこれ以上被害者にならない!」みたいな気持ちで。その時は自分の尊厳を守るつもりだったんですけど。

割れた皿――パイを投げるっていうことは、まだ相手に思いがあるからですか?

Neffy:そうですよ。だって自分の気持ちをぶつけていますからね。ぶつけたいと思うのは、相手に対して気持ちがあるから。なんとも思っていなかったら「ああ、もういいわ」って言って、シレっとシャワーを浴びてパイを落として、どこかに行くでしょ?

次のページ 
別れたあと「話し合う」のは意味があるか?

1
2




あなたにおすすめ