“ダメンズ女子”が共依存に陥る原因である「自己評価の低さ」には、幼少期の体験や環境が影響していることが多々あります。
親にほめられずに抑圧されて育てられた、または過干渉で自由がなかったなど、幼い頃から
「自分はダメな人間だ」と刷り込まれてしまっているのです。
もし、自分にあてはまり実際の生活に支障をきたしているのであれば、セラピーやカウンセリングを受けてみても良いでしょう。そこまでではないのなら「自分にはイイところも沢山ある」と唱えるだけでも効果があります。
その上で、ダメンズと自分との境界線をはっきりと決めて、
ダメンズの問題と自分の問題とは別であると自覚することも大切です。
また、自分一人の時間を意識的に作りましょう。さらに、自分のために買い物に出かけたり、映画を見たりなど「外の世界」とつながりを持つことが必要です。彼ではなく、自分にご褒美をどんどん与えてください。
そうしていくことで、ダメンズと自分の関係を客観的に見ることができるようになります。ダメンズへの行動が、自分の優越感や不安の解消になっていないかを、判断できるようになるでしょう。
ダメンズとの恋愛は、往々にして不毛な恋になりがちです。どちらも幸せになることがありません。まるで、
不幸であることが、共依存の条件であるかのようです。
ダメンズの人生は、あなたが決めることではありません。そして、あなたの人生はあなたのものです。
あなたの幸せは、まずあなた自身が幸せであることが大前提なのです。
<TEXT/相川葵>
【相川葵】
米国催眠協会認定ヒプノセラピスト、(財)日本催眠術協会会員催眠術師。「LINEトーク占い」で占い師としても活動し、多くの恋愛相談にのっている
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