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貴乃花親方はトラブルメーカー?性格を筆跡で分析してみた

 筆跡アナリストで心理カウンセラーの関由佳です。ここ1カ月以上も世間をにぎわせている、元横綱・日馬富士の暴行事件。真相が少しずつ明らかになるなか、被害者の貴ノ岩の師匠である、貴乃花親方の動向が注目され続けています。  思い返せば、伝説の横綱であるとともに、宮沢りえさんとの婚約破棄や、花田家の家庭問題など、何十年も前から何かとマスコミを騒がせている貴乃花親方。いろいろな噂や憶測はありつつも、実際のとこ、どんな人物なのか謎が多いですよね。  そこで、貴乃花親方の筆跡を分析して、行動傾向や性格を分析してみました。

責任感が強く、圧倒的なカリスマ性がある

 大弧型という、円を描くような大きなハネや払いがあることから、大物運が強く、カリスマ性の高い人。特にハネが強いので、責任感は人一倍強いでしょう。面倒見もよく、人に尊敬され慕われる存在になりやすい筆跡なので、伝説の横綱であり、ハートの熱い親方というイメージは字からも表れています。  ただし、大弧型の字を書く人は、その面倒見の良さから他人のトラブルにも巻き込まれやすいのが難点。今の騒動については、他人ではなく身内の問題ではありますが、持ち前の責任感の強さと面倒見の良さがより事態を複雑化させている可能性もあるかもしれません。

強い度胸の持ち主!だがトラブルメーカーと紙一重…

 へんとつくりや、上下左右の字が当たる、または線が突き抜けるような書き方をするのは、強い度胸の持ち主。普通の人が怖気づくようなことも、堂々とやり抜くことができます。ただし、このタイプはトラブルメーカータイプでもあります。自信が持つ信念や、正義と異なることがあると、周りがなんと言おうと異を唱えたり、思いもよらぬ突発的な行動をとることも。間違ったことを言っていなければ、正義感の強い人になりますが、独りよがりの思想や思い込みから強い行動に出ると、周囲を困惑させる場合がある危険な筆跡でもあります。  ちなみに、司会者や格闘技の選手など、度胸がなければできない仕事をしている人もこのような筆跡を書くことがあります。貴乃花親方の場合は、力士という仕事の内容で該当するので、どの要素が筆跡に出ているのかは何とも言えないところ。ただ、理事会での威圧的な雰囲気や、個性的なファッションを見ると、やはりメンタルの強さはかなり感じますよね。

白と黒が明確!少々だまされやすい面も?

 へんとつくりの間は心の広さともいわれ、狭い人は頑固で閉鎖的、広い人は包容力があり外向的な傾向があります。貴乃花親方の場合、狭い字と広い字が混在しています。おそらく、こだわるところはかたくなに折れないけれど、状況や立場によっては温かく受け入れて大切にする包容力の強さも持ち合わせているよう。白と黒、OKとNGがはっきりしている方なのではないでしょうか。  ただ、過去の字を見ていると、へんとつくりの間がかなり大きく開いている字も存在していました。開きすぎると、悪い話も受け入れてしまうほど他人に気を許しすぎる可能性が。だまされたり、うまい話にそそのかされたりする危険もありますので、信念に突き進もうとする度胸が、周囲によって悪い方向に曲げられないように注意してほしいところです。
『貴乃花 不惜身命、再び 』(イースト・プレス)

貴乃花親方が色紙でよく書く「不惜身命」は、1994年の横綱昇進の際の口上に入れた言葉。身命を惜しまずその道に進む、という意味があり、貴乃花親方の性格にも通ずるものがある気が/Amazonより

 まとめると、貴乃花親方の筆跡から「人々がついていきたくなる偉大なカリスマ性があり、強い責任感と度胸の持ち主。0か100かの潔癖さが災いし、トラブルメーカーになる可能性もある」という傾向がみえました。筆跡からいえば、貴乃花親方は邪念とは無縁の性格のよう。ただ、己の考えに従って正直に行動をとってしまうので、周囲から勘違いされやすい損なタイプなのかもしれません。 【他の記事を読む】⇒シリーズ「筆跡心理学」の一覧はこちらへどうぞ <文/関由佳> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
関由佳
筆跡アナリストで心理カウンセラー、カラーセラピストの資格も持つ。芸能人の筆跡分析のコラムを執筆し、『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』(関西テレビ)などのテレビ出演も。夫との死別経験から、現在グリーフ専門士の資格を習得中。Twitterブログ
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