純愛もどきのダブル不倫が増えている「死別したら一緒になろう」
相手の妻へ「旦那さんかっこいいね」。優越感で燃える不倫妻
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<事例②>二重の裏切りを楽しむダブル不倫カップル
見知らぬ土地へ引っ越してきた田中さん一家(仮名)。子ども同士が同級生なことから、近所の鈴木さん一家(仮名)と家族ぐるみの付き合いをするようになった。大人4人で地元の居酒屋で飲むことも多々あったそうだが、お酒に強い田中・妻と鈴木・夫は飲み続けて、あとの2人は先に帰ることが多かったそう。
ある日、最後まで飲んでいた田中・妻が居酒屋を出ると、一足先に帰宅したはずの鈴木・夫が待ち伏せており、「好きになった」と告白。そこから不倫関係へと発展した。家族ぐるみの付き合いを続けながら、裏で不倫を楽しむ日々が1年続いているという。
逢瀬はそれぞれの車で隣町のラブホテルへ行くほか、真っ暗な野外や、夫が乗る心配のない田中・妻の軽自動車内でもおこなわれている。2家族で旅行に行ったときは、こっそり抜け出して肌を合わせたことも! いつバレるとも知れない状況に「燃える」そうだ。
最近になり、夫の様子がおかしいと感じた鈴木・妻は、親しい田中・妻に「不倫しているかもしれない」と相談を持ち掛けるように。「気のせいじゃない?」「仕事で悩みがあるのかも」と相談に乗っているが、疑われているかもとドキドキしているという。
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“純愛ごっこ”を求めて、身近なところで繰り広げられるダブル不倫。バレれば2家族とも大クラッシュするわけですが、そのスリルすらもふたりを燃え上がらせるスパイスとなっているのかもしれません。
―不倫の最新トレンド Vol.4―
【亀山早苗】
フリーライター。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数
<TEXT/千葉こころ>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】千葉こころ
自由とビールとMr.Childrenをこよなく愛するアラフィフライター&編集者。
人生後半戦も夢だけは大きく徒然滑走中
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