Lifestyle

産後クライシスを防ぐには?「うちも見習わせたい…」妊婦を支えた夫の対応

「妊娠中に偏食になってしまった時、パイナップルしか食べられない時期がありました。いわゆる『食べづわり』で、パイナップルの酸っぱさが常に口の中にないと、吐き気がしてくるのです。 思い出のパイナップル ある日、東京に大雪が降って歩くのも大変な夜だったんですが、よりによってちょうど缶詰が切れてしまいました。どうしても我慢できなくて旦那に言ったら、長靴でスーパーまで行って、ガチガチに震えながらも缶詰を袋いっぱい購入してきてくれたんです。優しさにジ~ンと来ました。喧嘩しそうになったら、その日のことを思い出すようにしています」(28歳・女性) ========== 「陣痛が始まってから病院へ行く間、尋常じゃない痛みに苦しんでいた私。あまりのうなり声(?)に、タクシーの運転手さんまでオロオロしていました。それでもどうにか耐えられたのは、付き添ってくれた旦那のおかげ。旦那は、移動中も、病室でも、ひと時も休まず腰をさすってくれました。  うちの旦那、普段はクールな人なんです。そのときは必死で何も考えられなかったけど、赤ちゃんを産んだ後で思い出したら、感謝の気持ちがあふれてきました。心から私を心配して、気遣ってくれていたんだなって思います」(33歳・女性)

ひとりで悩まず先輩ママにも相談してみよう

 同じ妊婦さんやママになった人の話を聞いたり、相談したりすることも時には必要かもしれません。初めてのことで分からないことが多い時にもきっと助けになってくれるでしょう。また人の話を聞くことで、旦那さんに「してもらって当たり前」だと思っていたことに、あらためて感謝の気持ちを持つきっかけにもなるはずです。  妊婦や子供を持つママたちは同じ悩みを抱えていることがほとんどです。自分だけ、と捉えてネガティブにならず、夫婦揃って、妊婦、母親業を楽しむことができるといいですね。 「自分の旦那は協力的じゃない」、そんな風に思っているなら、まずは2人で話し合ってみることも大切です。それぞれができることをやって一緒に支え合っていけるといいですね。 <TEXT/相川葵、女子SPA!> 【相川葵】 米国催眠協会認定ヒプノセラピスト、(財)日本催眠術協会会員催眠術師。「LINEトーク占い」で占い師としても活動し、多くの恋愛相談にのっている @aoi54522997
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ