ヨガスタジオに通う、自宅でDVDやネット動画を見ながら行う、ライフスタイルに合わせて実践できるのがヨガの利点。反面、注意点もあります。
<自宅ヨガの注意点>
1.呼吸は、吐く息を長めに意識する。
2.無理は禁物。痛みが出たら中止にするか、痛みが出る前のポーズまで戻る。
3.ひとつのポーズだけではなく、「一連の流れ」を守る。
「一連の流れ」については本書に詳しく書かれていますが、ここでは最初の「ウォームアップ」について紹介しましょう。
この本が勧めるのは「ウォームアップ・筋膜ヨガバージョン」。「筋膜ヨガ」って何? と思ったのは私だけではないはず。筋膜(きんまく)とは筋肉を覆う薄い膜で、コラーゲン繊維が規則的に編まれているのだそうです。鶏肉などで目にした人も多いのでは。
コラーゲンという単語に過剰反応した私ですが、「筋膜を効果的に伸ばせばアンチエイジングになる」と本書も断言。レッツ、筋膜ヨガ!
この本では、筋膜ヨガのポーズが写真付きで掲載されていました。「仔犬のポーズ」「1つ足の鳩王のポーズI(準備)」「片足の仰向けの英雄のポーズ」の3種類は、どれも簡単で気持ちよさそう。
仔犬のポーズ
1つ足の鳩王のポーズI(準備)
片足の仰向けの英雄のポーズ
私も、ヨガをたしなんでいるひとり。自らを振り返っても、間違ったポーズをとっていたと後悔の嵐です。ヨガを継続しているのに効果がイマイチな人や、これからヨガを始める人は、参考にしてみてください。
<TEXT/森美樹>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】