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「めんどくさい女友達」への対処法。自慢、比べたがり…etc.

「LINE攻撃」には、安心感を与えてあげる

 お次は、最近よくいる女性をいくつかピックアップ。  まずは「情緒不安定『女子』」。真夜中のLINE攻撃や、既読スルーへのクレームなど、ネガティブパワーの餌食になった女性もいるのでは。 情緒不安定さん「情緒不安定女子の悩みは、自らの不安が生み出した妄想からスタートすることが多い」と本書。やさしい女性が情緒不安定女子の波に飲み込まれやすいそうです。  対処法は「バックトラッキング」。これは相手が使った単語を使ってあいづちをうつテクニックのこと。「あなたの話をしっかり聞いている」アピールになり、情緒不安定女子に安心感を与えます。  世の中には数多(あまた)の「困ったちゃん」が生息しているんだな、とうんざりした方もいるでしょう。でも、そんなあなたも私もれっきとした女性。自分のトリセツを知らないのは、意外な盲点ですよね。 「自慢話に嫉妬してしまう」、私もよくあります。本書は「あなたに自慢しているということは、相手にも余裕がないことの裏返し」とサラリ。胸がスッと楽になりませんか?  もう1つ。「嫌な顔をされるのが怖くて誘いが断れない」、これもあるあるですが、本書に絶妙な台詞が記されてありました。「『お断りすることしかできない自分が悲しい』と伝えることで、相手も嫌な顔をしなくなります」。これなら、ストレートに伝えるよりも角が立ちませんね。もちろん、誠心誠意こめて言うのが大切です。  人間関係って、本来はとても愛おしいもの。本書は、そう語りかけているのです。 <TEXT/森美樹> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
森美樹
1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx
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