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下半身おデブちゃんは「つま先の向き」のせいだった!

 ダイエットが流行し、廃(すた)れないのは、それだけダイエットに成功している人、結果に満足している人が少ない証拠。中でも「下半身痩せ」失敗の原因を鋭く突いているのが、『正しい歩き方で減らない体脂肪がみるみる落ちる 下半身ダイエット』。
正しい歩き方で減らない体脂肪がみるみる落ちる 下半身ダイエット

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ショック! スクワットでますます下半身が太くなる!?

 女性がおちいりやすい体型の悩みは、なんといっても「下半身デブ」。昨年は美尻に特化したスポーツクラブも盛況でしたよね。  しかし本書によると、しなやかな下半身を目指すなら激しい筋トレはNG。たとえばスクワットは「過度に外側の筋肉に負担がかかるので、太ももの外側が張り出してきて太く見えてしまう。間違った筋肉の使い方によって、骨盤が引っ張られ正常に動かなくなり、お尻が垂れ下がる」そうです。  もちろんプロのマンツーマン指導の下で実行するなら話は別ですが、見よう見まねのスクワットにはこんな危険があるんですね。

安全に下半身痩せをしたいなら「歩き方」改革を!

 結論として、日常生活で行っている動作を矯正していけば、普通に女性らしく健康的なスタイルが身につくと本書は説いています。  いくらスポーツクラブで汗を流しても、普段は猫背でダラダラ過ごしているなら元の木阿弥(もくあみ)。「下半身デブの最大の原因は歩行」と本書が断言するように、まずは徹底的に歩き方を見直してみましょう。
間違った歩き方の例

間違った歩き方の例(イラスト:にゃんこぴゃー)

 とはいえ、自分が歩く姿を客観的に見るのは難しいですよね。ここでは簡単に確認できるNGポイントを本書からご紹介します。

今すぐできる!下半身デブを卒業する歩き方

 痩せる歩き方=モデルのような美しいウォーキング、ではありません。よく「背筋を伸ばして」と言われますが、「背筋ばかりに気を取られると本来の歩き方ができなくなり、むだな下半身のお肉がついてしまう」のだとか!  本書ではまず、自分の目でも確認しやすい「つま先」「ひざ」から意識して、使い方を正していくことを勧めています。 (1)まっすぐ立って、まずは「つま先」のクセをチェック  さて、あなたのつま先(親指のライン)は、どちらを向いていますか? 「両方のつま先が進行方向に向いている状態」が正しいそうです。意外に多いのが、足首はまっすぐ向いているのにつま先が曲がっている人だとか。がに股(つま先が外向き)や内また(つま先が内向き)、それから両方のバランスが取れていない人。ここでしっかりと足の「クセ」を認識して覚えておきましょう。 (2)「つま先まっすぐ」の感覚をつかむ練習  (1)で向きのクセを確認しましたね。次はその場で片足立ちをして、「つま先まっすぐ」の状態でバランスを取ってみましょう。
片足立ち

つま先をまっすぐにすればグラつかない

NG例:内向き

NG例:内向き

NG例:外向き

NG例:外向き

 直立姿勢で片足立ちをしてみて、グラつかなければOKです。つま先がまっすぐになると自然に下半身全体のバランスが取れ、ひざも自然にまっすぐ出しやすくなるのだそう。つま先が外向きか内向きになっていると、うまくバランスを取ることができません。
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つま先がまっすぐになったら、次は「ひざ」!
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