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下半身おデブちゃんは「つま先の向き」のせいだった!

(3)「ひざ」もまっすぐに…正しい歩き方はコレ! 「ひざをまっすぐ伸ばす」ことを意識して、次の3STEPで少し歩いてみましょう。(文字だけだと少しわかりづらいという場合は、画像も一緒に参照してくださいね) STEP1.右足を前にだし、右かかとの真ん中で着地。このとき、重心はまだ後ろの左足に残したままです。足のひざはまっすぐ伸ばしておきます。 ⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=815612
機能的な歩行1

「片足を前にだし、かかとの真ん中をめがけて着地。軸足のひざはまっすぐ伸ばしておく」

STEP2.そのまま右足を踏み出し、おしりと裏太ももを感じながら、ひざをまっすぐにして着地します。 ⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=815613
機能的な歩行2

「振子のように一歩踏み出し、おしりと裏太ももを感じながら、ひざをまっすぐにして着地」

STEP3.踏み出した右足の、かかとの真ん中に重心をのせます。右足のひざはまっすぐに伸ばします。 ⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=815614
機能的な歩行3

「かかとの真ん中に重心をのせる。ひざはまっすぐに伸ばす」

 最大のポイントは「ひざ」ですが、「ひざをまっすぐ」ってどういう状態? …となったら大体つま先が曲がっています。もう一度「つま先」の向きを見直してください。  何度か繰り返せばきっと、まっすぐ踏み出す感覚がつかめるようになります。自然にできるようになったら、普段の歩行でも実践してみてください。ちょっとまどろっこしいかもしれませんが、長年のクセを直すには、パーツ1つ1つをじっくり見つめていく必要があるのです。

私も実感!「つま先」「ひざ」を伸ばすだけで背筋まで自然に伸びる

 人間の24時間を支えているのは、足腰です。本書は、特別なエクササイズ抜きで、日常的な動作で身体を整えるのも不可能ではないと教えてくれます。  私は今まで、姿勢を美しく見せようと背筋を伸ばすことに集中していましたが、結果、反り腰になりました。あげく、専門家には腰を痛めるかもしれないというイエローカードを出されるはめに。自分勝手の思い込みや、形から入ったあさはかさに後悔したものです。  本書を読み、散歩ついでに「つま先」と「ひざ」を意識した歩行にトライしてみました。意外に、ひざを伸ばして歩くって難しいのです。これは、いかに普段から間違った歩行をしているかの証明でもあります。ただ、ひざを伸ばすと自然と背中もいい感じに伸びてきます。  トレーニングとしてはかなり地味ですし、そもそもトレーニングというオシャレなカテゴリーでもありません。今までイベント的なダイエットに挑戦しては失敗してきた人には、引きこもり的な新しい手法として取り入れるのもありかも。  「つま先」と「ひざ」を意識することが、やがて無意識になり、何気ない歩行がすべて正しい歩行に変わっていくのが本書の神髄。  地道にコツコツやっていけば、春までにはパンツのサイズがダウンするかもしれませんよ。 <TEXT/森美樹> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
森美樹
1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx
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