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ドラマ『海月姫』は“オタク女子”たちのハジケっぷりが凄い!

 ちなみに、原作は昨年、堂々の完結を果たしています。最終巻ではメガネを取ったジジ様のご尊顔や、アフロに隠れたばんばさんの瞳、さらには天水館の主であり、普段は人前に絶対姿を現さない謎の存在・目白先生の正体が明らかになるなど、フィナーレにふさわしい姿が描かれていました。 海月姫原作 はたしてドラマ版が同じラストをなぞるのか、それともドラマオリジナルの結末を迎えるのか、こちらも気になります。

『月曜ドラマランド』を思い出す、新しい「月9」

 マンガを原作とした月曜日放送のドラマと聞いて思い浮かぶのは、80年代、同局が同じ月曜日の夜8時に放送していた単発のドラマ枠『月曜ドラマランド』(’83年~’87年)です。  小泉今日子主演『あんみつ姫』、斉藤由貴主演『野球狂の詩』、『藤子不二雄の夢カメラ』など、マンガ原作をメインにしつつ、ビートたけし主演『ビートたけしのこにくらじいさん』、明石家さんま主演『心はロンリー気持ちは「…」』など自由な作風と多彩なラインナップは当時インパクトを残し、若者たちを中心に人気を博しました。  一方、「トレンディードラマ」なる言葉とともに、『101回目のプロポーズ』(’91年)、『ひとつ屋根の下』(’93年)、『ロングバケーション』(’96年)、『やまとなでしこ』(’00年)などの大ヒットを生み出し、恋愛ドラマの王道として君臨してきた「月9」枠。  時代の変遷とともに恋愛ドラマからの脱却が掲げられて久しいですが、今のところまだ方向性を模索しているように思えます。  話は戻って、そんな古き良き「月曜ドラマランド」のノリを彷彿(ほうふつ)させる今回の『海月姫』。もしかすると多くの視聴者にとってミステリーやサスペンス、ヒューマンドラマより、コメディこそ一週間のスタートに見たいドラマのジャンルなのかもしれません。  ならば、ここは数々の名作を輩出したかつてのドラマ枠にあやかって、このまましばらくマンガ原作コメディ路線を続けてみるのも面白いのではないでしょうか。 <TEXT/中村裕一>
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