男性には「私は大切にされてきた」ことだけをまず話そう
ですから、もし自分の恋愛経験をありのままに話したければ、相手は女友達か飼い犬か、未公開のTwitterくらいにとどめるべきでしょう。
男性に自分のすべてを話して、「
つらい経験を理解してほしい」「それを汲み取って優しくしてほしい」なんて考えないほうが無難です。
もし、優しくしてほしいのなら、「
いかに自分がいい経験をし、男性に大切に扱われ、ひどい目にあったことがないか」だけを、ウソでもいいから語るべきです。男性に対して、そういう刷り込みは効くのです。
逆もしかり。ありのままを語るのがアウトなのと同時に、
「男性の言葉をありのまま間に受ける」こともアウトです。
私を「かわいい」と言ったのに、会いたがると「忙しい」と言われる。「会いたい」と言うくせに、「今は付き合えない」「マユちゃんモテるでしょ?」と言われる。
言われた言葉を並べて、「私に気があるのに付き合わないのは、実は彼、こう思っているんだわ!」などと憶測はしないほうが吉です。
それらの甘い言葉は、すべてリップサービスです。
言葉だけできちんと行動で表さない男性には、明日を与えないこと。セカンドから脱出するには、これがもっとも近道です。
<TEXT/吉川リサコ>
吉川リサコ
コラムニスト。港区女子として最高「月間100人」の合コン経験で、多くの男女を見てきた