最後に重要となるのは売り切れそうな女性でいることだそうです。
これは一歩間違うと相手をキレさせたり、ビッチな印象をつけかねないため経験が問われますが、いい意味で「男性の影」をチラつかせる事がスパイスになるそうです。
「『僕と会えない時にほかの男性と時間をつぶしている』とは思われないように、会社の上司や先輩などに学んだこと、ご飯に誘われる話などを
ポジティブな情報として無邪気に彼に話しました。
彼は『サナって、みんなに好かれるんだね』と言ってましたね」
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そしてこの3つを達成できた時に彼の中に生まれるのは、
・この子は俺のペースに合わせてくれる
・自分を勘ぐることもなくいい子である
・自分が早く決断しなくては狙う男性は絶えないだろう
という感情です。
「こんなにいい子」…それは男性からしたら、「こんなに自分にとって都合のいい子」という意味でもあるのが現実です。
でもそれがなかなか見つからないのが、ハイスペ男性なのです。というのは、彼らはモテるので、つい女性側が疑心暗鬼になって勘ぐったり束縛しがちだからです。
サナさんの勝因は、彼に「一刻も早く自分が獲得しなければ、みんなが欲しいはずだ!」という気持ちを沸き起こさせたこと。
自分を「再入荷予定がない人気商品」のように演出したことで、見事にプロポーズを受け、結婚したのです。
<TEXT/吉川リサコ>
吉川リサコ
コラムニスト。港区女子として最高「月間100人」の合コン経験で、多くの男女を見てきた