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これ一品でいい“ごちそうみそ汁”。ダシなし・10分で必ずホメられる♪

 カンタン過ぎるのに、感動の味。 ごちそう味噌汁 突然ですが、手際よくおいしい「みそ汁」を作るのって、難しくありませんか? 具材の選び方にはじまり、ダシの取りかた、味噌を入れるタイミング…、あーめんどくさい!!! でもやっぱり汁物ってあるとホッとする存在ですし、作ってもらって嬉しい料理でもあります。  そこで今回は、ダシ不要! 10分で作れる! 彼氏も家族も大感動! 「春のおいしいみそ汁」の作り方をご紹介したいと思います。

ポイントは、「春野菜」と「鶏むね肉」

 まずはじめに、おいしいおみそ汁を作るためのポイントを整理してみると、次の3つに集約することができます。 1:具材の味が生きている 2:旨味・ダシが効いている 3:味噌が香る  ここで大事なのが1と2。実はダシを一から取らなくても、煮ることで“おいしい旨味”が出る食材を選べば、カツオやコンブなどの出汁は過剰になるケースもあります。(※例えば豚汁。豚肉や根菜類から出る旨味がしっかりしているため、カツオだしはしつこく仕上がってしまいます。)  そして今回オススメなのが、「春野菜+鶏むね肉」の組み合わせなのです。

【キー食材 1】春野菜

春野菜食材例:アスパラ菜、新じゃがいも、芽キャベツ、新たまねぎ、アスパラガス みずみずしく、軽やかな食感が魅力の春野菜。香りも甘く、ほろ苦さをまとっているものも登場しています。実は野菜から出る旨味を上手に活かせば、魚介系ダシなど必要ないことも。  また、春野菜は火の通りが良いのでさっと煮て、香りを活かした調理法が最適。そうです、短時間で作るみそ汁に好都合の食材と言えるのです! ※食材例:新じゃがいも、新たまねぎ、菜の花、アスパラ菜、芽キャベツ、春キャベツ、アスパラガス、山菜など

【キー食材 2】鶏むね肉

鶏むね肉 豚汁がおいしいように、鶏肉にも濃厚な旨味(イノシン酸、グルタミン酸)が含まれています。少々値のはる「もも肉」だと少々脂っこいので、「むね肉」の方がベター。安価なのも好都合ですよね。削ぎ切りにして直前にさっと加熱することで、旨味がスープに出つつも、肉にもしっかり旨味が残りますから、もっと積極的に使うべき。具沢山みそ汁には欠かせない主役級の食材です。
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実際にみそ汁を作ってみましょう!
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