明治の本格チョコから、虎屋のラムレーズン羊羹まで…世界に誇れるスイーツ4選
神スイーツNo.3:バンバン売れてる「洋風おこし」
浅草寺・雷門の名前から生まれた浅草銘菓「雷おこし」。
言わずと知れた東京土産ですが、「古臭い、あんまりおいしくない」というイメージを持っている人もいるそうで…。いやいや、そんなことはありません! 従来の味・食感をアレンジし、若い人や外国人の好みにも合う“洋風おこし”が大ヒット商品になっています。特徴としては、次の通り。
・やわらかく、ほのかに甘い“キス”の味(口当たりの良い軽い食感)
・「ミルクピーナッツ」「キャラメルアーモンド」「メープルココナッツ」といった洋菓子風
・たっぷり入ったミックス缶は1080円(税込)とリーズナブル(袋入りは540円~)
実際、雷門前の本店に行ってみると、試食大歓迎ムードの中、気持ちの良いくらいにバンバン売れています。これぞ、日本が誇るおいしいライスクラッカー! 海外観光客からも愛されるグローバルスイーツに成長を遂げています。
神スイーツNo.4:スポンジ×サブレ×パイのトリプル食感!
最後にご紹介するのは、宮城県・気仙沼の洋菓子店「パルポー」の看板菓子「Gotto(ゴット)」。宮城県内にしか店舗がないため、オンラインショップでリピート注文しつづけている、私が一番好きな洋菓子です。その魅力、言葉だけでは語りきれずですが…。
・良く見かけるミルフィーユ菓子とは一線を画するビジュアルと味
・職人の手作りにこだわり続ける
・東日本大震災で被災。見事復活して変わらない味を生み出し続けている
とにかく、「おいしさの真髄とは何か?」を深く考えさせられる逸品。
抹茶、いちご、紅茶、コーヒー、桜といった色とりどりのサブレと、やわらかスポンジ、さくさくフレンチパイがキレイに重なり合う、唯一無二のビジュアルは、単なる美しさだけではなく、温かさや懐かしさまで感じることができるでしょう。
私は震災前からの大ファン。微力ではありますが、おいしいゴットを食べながら、気仙沼の復興を応援し続けたいと思っています。
<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>
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【スギ アカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、独自で長寿食・健康食を研究し、各メディアで活躍中。@akatsukinohanaスギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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