「連絡くれないので死にます」ストーカー化した港区女子の失敗
「私の写真、週刊誌に売らないでよ!」
さらには、ヨウスケさんと繋がりのあるハイスペとたくさんの合コンをし、「自分から別れを告げたけどヨウスケから連絡が来る」などと嘘を吹聴したのでした。
ハイスペ男性はもともと、仕事で相当な労力を使います。だからこそ女性に求めるのは、楽しさや癒し。ヒステリックな女性に割く労力なんて残っていないのです。
相手にする価値がないと思い知ったヨウスケさんは、リアクションすら起こす労力を避け、すべてを無視し切りました。
復縁の可能性もあったのに…「別れぎわ」のふるまいが大切
ヨウスケさんの中で、サクラさんとの復縁の可能性は別れた時点ではわずかですが、ありました。
ヨウスケさんのような彼氏と別れたとき、別れぎわもさわやかに、その後はさらに礼儀をわきまえて、お誕生日を祝ったり、遠くから見守って、見事にプロポーズされた女性も実際にいます。
しかしサクラさんの可能性はこれでゼロ、むしろマイナスになりました。
別れ際こそ、マナーと本性が現れます。
サッパリとした対応で、毅然と姿を消せるのも、ハイスペの本命になる可能性を残す道とも言えるでしょう。
<TEXT/吉川リサコ>吉川リサコ
コラムニスト。港区女子として最高「月間100人」の合コン経験で、多くの男女を見てきた
1
2


