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40代から閉経にそなえる。更年期を怖がらずに“楽しむ”コツ

50代になったら、体重と脂肪以外も気になる数値が…

 更年期にも慣れ親しんだ50代、次に暴れ出すのは「がん細胞」だそう。がん、と聞くとついつい怯えてしまいますが、初期に発見すれば治癒も十分可能。女性で罹患率(りかんりつ)が高いのが乳がん、子宮がん、大腸がんですが、本書でも1年に1回は定期健診なり人間ドックへ行くべきと勧めています。女性向けに構成されたものなど、人間ドックにも各種ありますので、気負わずに利用するのがいいですね。 人間ドック 50代になって、もうひとつ心配なのが高血圧、と本書。女性ホルモンが乱高下する更年期には、高血圧に移行する女性も増えるのだそうです。若い頃に一喜一憂するのは体重と体脂肪率でしたが、閉経を経た世代は、チェックする数値が増えてくるのです。  血液や血管の健康は、美容の要でもあります。必須アイテムは、美顔器から血圧計へとグレードアップ。最近は、コンパクトで可愛らしい血圧計も多いので、メイクボックスにでも忍ばせておきましょう。  自分の誕生日がくると「もう祝ってもらう年じゃないし」なんて、苦笑いした経験はありませんか。「今日が一番若いんだよ」と笑っていた作家(故・永六輔さん)がいたように、日々、生まれ変わっている細胞にとっては、毎日が誕生日。もう若くないから、なんてうつむかずに、笑って身体をメンテナンスしていこうじゃありませんか。 <TEXT/森美樹> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
森美樹
1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx
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