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朝のだるさは、前日夕方のコーヒーが原因かも!時間帯ごとの飲食ルールとは?

 やっと春になったのに「朝起きるのがだるい…季節の変わり目だから?」なんて、憂鬱になっている人もいるのでは。 OL・デスクワーク1週間で体調がグンとよくなる食べ方』には、日々の不調を未然に防ぐ食の知恵がいっぱい。管理栄養士で健康運動指導士である著者の小島美和子さんが、1万人の体と心をリフレッシュさせたプログラムは、どのようなものなのでしょうか。

朝・昼・夜。体のコンディションは時間帯によって全然違う

 まず重要なのが、「人間の体の代謝は24時間一定ではない」ということ。女性なら、より顕著だと思います。栄養と運動の専門家の著者でさえ、更年期には体重が増えるという現象に悩んだのだとか。それを踏まえた上で、朝昼晩の代謝を上げる食べ方、過ごし方がわかってきたと言います。
1週間で体調がグンとよくなる食べ方

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 実は私も、プレ更年期では? という状況。太りやすいのに食事を減らしても痩せないし、あげく体力を消耗してやつれてしまうという始末。若い頃なら多少の無理はOKでしたが、お年頃になったら無理はNG。休みを優先するくらいでちょうどいいのです。

前日に用意するカンタン朝食で、元気に1日をスタート

 春に限らず、朝はいつも絶不調という方も多いでしょう。明日からできる、「元気になる朝の過ごし方」を本書は下記のように伝えています。 ☆起床後すぐに朝日を浴びる ☆前後に大きく肩回し(10回) ☆起床後、1時間以内に朝食 ☆朝食は、炭水化物(ごはんやパン)とたんぱく質(卵や魚) 卵かけご飯 個人的にここで一番大切なのは、「朝食を取ることとその内容」だと思いました。炭水化物とたんぱく質は、一見太るイメージですが、このふたつは身体をあたためますので、代謝アップにつながります。本書でも「朝食を抜くと効率よく筋肉がつかない」と断言。ただでさえ冷えやすい女性の身体、例えば「おにぎりとゆで卵」なら前夜に用意できますし、急いでいるときは「TKG(卵かけごはん)」でも良いでしょう。明日から朝活に力を入れてみてはいかがでしょうか。

午後に眠くなるのは「ランチでの糖質過多」が原因だった!

 次は、午後に心がけたいことをいくつかピックアップ。 ☆ランチは食品数の多いメニューでしっかり食べる ☆おやつは16時までに、ナッツなど食物繊維の多いお菓子を食べる ☆夕食が遅くなる方や夕方に運動をする方は、おにぎりなど炭水化物の捕食をとる  昼間は1日でもっとも体温が高く、代謝のいい時間帯。なんと「きちんと食べることでコンディションもアップ。人生全体をも好転させる『余力の貯金』をつくり出すのも昼間」と本書も昼間を猛プッシュ。  人生の勝利のために昼食はガッツリかつ丼! といきたいところですが、ここで糖質過多になると血糖値が一気に上がり、眠気や怠さにつながります。ランチは幕の内弁当風か懐石料理風で、品数重視で選ぶのがベター。
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熟睡したければ夕方~夜の食べ方に注意
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