Fashion

38歳からの女性が買うべき服とは?ボーダーの太さにもコツがある

体型カバーには「ふわっ」×「ピタ」をマスター

 30代、40代で一番変化するのは、体型ではないでしょうか。お腹の脂肪、お尻や太腿のたるみ等々。加齢のせいと半ばあきらめても、おしゃれはあきらめたくありません。そんな時は「ふわっ×ピタ」コーデが効く! と本書。
チュニック×細パンツ

画像:WEAR

「チュニック(ふわっ)×スリムパンツ(ピタ)」コーデだと、お腹周りがカバーできるうえに、足長効果もありそう。ここで重要なのが、全体のバランスをゆるゆるにしないこと。下半身はピタっとパンツで、しっかり引き締めましょう。

まとまりの良さが、上品さにつながる

 本書を読み進めていくうちに、大人のカラーが見えてきます。水色、ネイビー、黒、ベージュ、そしてアースカラー。ピンクやイエローといった、ビビッドなカラーは見当たらないのです。少々味気ない気もしますが、シックな色味は無難でもあり、そして上品さを醸し出してくれるのです。  もちろん、例えば同じネイビーの中にも様々ありますから、吟味に吟味を重ね、長く着こなしていくのが大人流でしょう。私個人にいたっては、大好きな赤やピンクは無視できません。若い頃のような大胆な使い方ではなく、メイクや小物で工夫するなど、小粋なおしゃれを目指したいものです。
アースカラーのワンピース

画像:WEAR

 最後に、ファッションアイテムで忘れてはならないのが、バッグ&靴。「バックと靴に統一感があったら、何を着ていたとしても、それなりにまとまって見える」と本書が指南。結婚や出産を経験し、まさにタイムイズマネーな生活を送る女性達。本書が言うように、バッグと靴の組み合わせをあらかじめ作っておくのもひとつの方法。デザイン云々よりも、両方を同系色でまとめるのが基本のようです。  以前は、「その服、どこで買ったの?」と聞かれるのがうれしかった私。これからは、「今日のあなた、素敵ね」と言われるのが大人の至福。  大人になったら、人間性もファッションも、質が大切になってくるのですね。 <TEXT/森美樹> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。X:@morimikixxx
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