冬ドラマ 名作ベスト3!深田恭子が号泣の『隣の家族は青く見える』が2位
3月も終盤に突入し、2018年1月クールのドラマも軒並み最終回を迎えました。そこで、僭越ながら、わたくしドラマウォッチャーの中村裕一が、今クールのドラマベスト3を選ばせていただきます。
読者のみなさんの評価はいかがでしょうか?
まず第3位は『明日の君がもっと好き』(テレビ朝日系)。伝説の同性愛ドラマ『同窓会』(’93年)などで知られるベテラン脚本家・井沢満さんが脚本を手がけました。
青いバタフライ(蝶)が現れるたびに風でまくれるスカート、ありえないスケールの巨大な月、キャラの立ちすぎたタクシードライバー、三田佳子の真に迫る介護虐待などなど、独特な演出がSNSなどでも話題になりましたが、中身はいたって純粋なラブストーリーです。
志田未来演じる梓の徹底したビッチぶり、トランスジェンダーである香を演じた森川葵の演技も良かったですが、最終回、マンションの階段を息せき切って駆け上がり、1階ごとにスケッチブックをめくりながら茜(伊藤歩)に愛を告白する亮(市原隼人)の、不器用だけど一生懸命に人を愛そうとする姿には感動しました。
続いて第2位は『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)。30代夫婦の不妊治療という難しいテーマを真正面から受け止めつつ、そこに事実婚カップル、同性愛カップルなどを絡め、現代における「家族」のあり方を描いた作品です。
中でも光ったのが深田恭子の演技です。彼女が演じる奈々は、高度治療である体外受精へステップアップし、めでたく妊娠するも残念ながら流産してしまいます(第9話)。
第3位『明日の君がもっと好き』市原隼人の不器用すぎる愛の表現に感動
第2位は『隣の家族は青く見える』胸を打たれた深田恭子の号泣シーン
心配する夫・大器(松山ケンイチ)の前では気丈に振る舞いながらも、ふと一人になったとき、大器をパパにしてあげたくて頑張っていた自分の気持ちに改めて気づき、涙を流しながらマタニティマークを引きちぎるシーンに胸を打たれました。 このドラマを通じて不妊治療のリアルな過程や、女性の体への負担が大きいことなどを初めて知った男性も多いのではないでしょうか。最終回は希望の持てるラストで良かったです。「 #今夜10時から 『 #隣の家族は青く見える 』#最終話 の放送!」 #となかぞ
— 【公式】木10『隣の家族は青く見える』 (@tona_kazo) 2018年3月22日
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