「めちゃイケ」の涙と「みなおか」の潔さ。対極だった2大バラエティの終幕
時代を切り開く新しい才能の登場に期待
こうして見ると、実に対照的だった両番組のフィナーレ。断っておきますが、どちらがよくてどちらが悪いという話ではありません。 22年、そして30年、モノをつくり続けることの苦しさは計り知れません。めまぐるしい時代の変化の中、「続ける」ということはそれだけで充分に賞賛に値することです。 完成した番組をテレビで見ることしかできない私たち視聴者には、出演者およびスタッフのみなさんの血のにじむような苦労や努力はうかがい知れません。今はただ「長い間、お疲れさまでした」という労(ねぎら)いの言葉を贈りたいと思います。 2大番組の終焉により、今後大きく変化していきそうなテレビバラエティ。しばらく時間はかかるかもしれませんが、これから先、新しい才能が新しい時代を切り開いていくことを期待して止みません。 <TEXT/中村裕一( Twitter:@Yuichitter)> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
中村裕一
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