職場の“ぶりっこ”にイラッ。なんで上司のももに手を置くの!?
マユコが女性を黙らせる、無敵の一言とは?
ところがその日を境に、マユコさんはその彼に対して親しげに接するようになりました。マユコさんから頻繁に話しかけ、いつの間にかあだ名で呼び出したのです。そして会話の途中には、もちろんボディタッチ。彼がコンビニに行こうとすると、小走りでついて行くことも……。その様子について、ワタルさんはこう話します。
「確かに前よりコミュニケーションが増えたなとは思いました。マユコさんと彼は別のチームですが、チームを横断していろいろ学びたいとマユコさんが話していたので、それでかなと思ってました」
一方で、相談した女性社員の心中は複雑なものがあったのでしょう。その女性は、マユコさんのいるランチには参加しなくなってしまいました。
「さすがに、マユコに言いました。『彼女がどう思うか考えたら?』って」
するとマユコさんはキョトンとした顔で、目をパチクリさせると、「普通にしてたつもりだよ? 同じ部署なのにあまり話したことなかったなと思って、よく話しかけるようにはしてたけど……。あの子の好きな人だからって、そういうの関係ないと思う」
サオリさんが答えに窮していると、マユコさんは結婚指輪を見せるポーズを取って続けました。
「だって私、結婚してるし。旦那さま一筋だよ?」
同性には不快。だけど非難はできない存在
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