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意外と知らない「牛乳」の選び方。加工乳と成分調整牛乳はどう違う?

 選ぶ簡単コツ、まとめました。

牛乳 毎日の健康のために「牛乳」を飲んでいる、という人は少なくないのではないでしょうか? 最近ではライフ「そのままの牛乳」が、SNS上などで話題になったり…、こだわりの品が続々と登場しています。

牛乳 牧場のおいしさ、そのままの、生産者指定、特選、特濃…、うーん、どれがおいしいのかよくわかりません!

 そこで今回は、自分のニーズに合ったおいしい牛乳を選ぶためのポイントを整理。チェックすべきキーワードが何なのかを、まとめてみました。

いつも飲んでいるのは、「牛乳」ではないかも!?


牛乳パック 種類別名称 まずは、自分にあった牛乳を探すファーストステップとして、牛乳パックに記載されている「表示」をチェックしてみましょう。ここで最も大事なのは、【種類別名称】という一番上に書かれている部分

 一般的に私たちが、「牛乳」と認識しがちな商品(以下、牛乳類と呼ぶ)には、以下6種類が存在しています。

(1)牛乳
(2)成分調整牛乳
(3)低脂肪牛乳
(4)無脂肪牛乳
(5)加工乳
(6)乳飲料

 このうち、「生乳100%」と呼ばれるものは、(1)~(4)に限られます。例えば、おいしいのでは? と気になる「特濃」と書かれた商品は、濃縮乳やクリーム、バターを加えた(5)加工乳。女性が気になる葉酸や鉄分を添加した「栄養強化タイプ」は、(6)のくくりに分類されます。

 つまり、「濃厚さ」や「栄養」を重視したタイプは、本来の牛乳ではないことをふまえつつ、自分好みの牛乳類を選んでいくのが良いということ。どちらが良いかの正解はありませんが、なるべく牛乳本来の味にこだわりたい人もいれば、栄養重視の人もいるはずです。

 それでは次に、「やっぱり牛乳! おいしさ最重視!」という人向けに、参考にしていただきたい4つのキーワードをご紹介したいと思います。

※牛乳の種類について、詳しく知りたい方は…日本乳業協会HP

牛乳本来のおいしさを追求するための、4キーワードとは?


1.特選・厳選

厳選牛乳 全国飲用牛乳公正取引協議会が定める優良表示基準(※)を満たした生乳のみを原料につくられたものに対して、「特選」・「厳選」という表示が可能になっています。つまり、ざっくりと上質なものを選別したい場合には、最もわかりやすいキーワードでしょう。

※優良表示基準
乳脂肪分 3.5%以上、無脂乳固形分 8.5%以上、細菌数 10万個/ml以下、体細胞数 30万個/ml以下

2.低温殺菌、パスチャライズド

低温殺菌牛乳 19世紀にフランスの細菌学者、ルイ・パスツールが、ワインの風味を損なわずに有害菌を除去するために考案した殺菌方法を、「パスチャリゼーション」といいます。これは、風味だけでなく栄養や有用菌を極力損なわない点で理想的。

 この殺菌方法を行うためには、原材料となる生乳の鮮度・品質が良いことが必須であるため、おいしい牛乳の必須条件と言っても過言ではありません。ちなみに、一般的に多く出回っている牛乳は「超高温殺菌」と呼ばれる120℃~130℃で短時間2~3秒間で殺菌処理されたもので、たんぱく質の変性や加熱臭(こげ臭)は否めません。

※低温殺菌についての詳細は…タカナシ乳業HP

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おいしい牛乳のキーワード!残りの2つは?

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