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絶対使いたくなる最新家電3選。エアコン、炊飯器も驚きの進化

 炊飯器、掃除機、エアコン……パソコンやスマホに比べれば、いまひとつ“イノベーション”という印象の薄い白物家電も、この30年で驚くべき進化を遂げていた!

白物家電 年進化論

【象印マホービン 極め炊き NW-AT10】

昔ながらの家電にもイノベーションが起きている!


 家事の負担を軽減し、ライフスタイルを快適にアップグレードしてくれる白物家電。冷蔵庫の普及率がほぼ100%に達したのが今から約40年前の1976年のことだが、30年前の’88年頃には、家電の“カタチ”はほぼ出来上がっていた。

「それまで大きな流れとしてあったのが“全自動化”。昭和生まれの人は洗濯機の進化をイメージすればわかりやすいでしょう。昔は2層式で洗濯槽と脱水槽が別々だったのが、全自動の1層式になり、移し替えの手間が省かれるようになりました。全自動洗濯機が普及したのも、’80~’90年代にかけてのことです」と話すのは、家電ライターのコヤマタカヒロ氏。

 もちろん、その後に「乾燥機付き洗濯機」も登場したりするわけだが、基本的には’80年代に白物家電はある程度の完成をみていたといえる。とはいえ、その先の30年間が“マイナーチェンジの時代”だったわけでは決してない。

 コヤマ氏いわく、この30年間は“アナログからデジタルへの橋渡し”になった時代だという。

「例えば、ある温度を感知してスイッチが切れる機能があったとします。アナログ技術では、その温度になったら変形する素材を使ってスイッチを切りますが、デジタルの場合はセンサーを使って温度を検知する。つまり、特定の温度に縛られず、任意の温度を細かくモニターできるわけです」

 顕著なのはエアコンの温度検知だ。「霧ヶ峰」ブランドで知られる三菱電機のエアコンは、30年前から数字上の室温にとらわれない“体感温度”の制御を目指してきた。30年前は、人が「暑い」「寒い」と感じる条件をデータ分析し、あらかじめ最適温度を設定していたという。リモコンの「暑いとき」「寒いとき」ボタンを押せば、最適温度に調整されるしくみだ。

 一方、現在ではセンサー技術によって室内を360度センシングし、リアルタイムで運転をコントロールしている。さらに、AIで室温の変化を予測し、常に最適温度を保つように動いているのだ。

 こうした進化は、特に2000年代に入ってから顕著だという。

「センサー技術は’00年代以降、ものすごく進化しています。わかりやすいのはデジカメの画素数。’90年代半ばにデジカメが初登場した頃は25万画素だったのが、現在では2000万画素を突破。そう聞けば進化のスピードが実感できるでしょう。いまや人の五感をはるかに凌駕する超高感度センサーを備えた家電が、人の想像を超える快適さを実現してくれる時代なんです」

 掃除機や炊飯器といったお馴染みのアイテムも、もはやわれわれが知っていたそれではない。“未来”はすでに、われわれの手の届くところにあったのだ。

ひと目でわかる、30年後の家電革命


<エアコン>
●AIとセンサーにより快適温度を自動調整

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【三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-FZ4018S】

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 AI赤外線センサーで、室内にいる人の指先から足元まで細かくモニタリングするほか、窓の日差しなどからの温度変化も予測。独立駆動する2つのファンで風を別方向へ送り分け、一人ひとりに快適な空間を実現する。

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炊飯器と掃除機も変わった!

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