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20歳OL、白人男性にクドかれて出ちゃった…恥ずかしすぎるアホ英語

 海外旅行って、予測できないことが結構起こりますよね。時にはとんでもないトラブルに巻き込まれてしまうことも。ライター・イラストレーターで少女漫画コンシェルジュの、和久井香菜子さんに「旅行のヒサンな話」を尋ねてみました(以下、和久井さんの寄稿)。(初公開日2018年6月17日 情報は取材当時) グアム

女3人グアムで大はしゃぎ。金髪男性に口説かれて…

 少女マンガ研究をしているライターの和久井です。私には、思い出すのも恥ずかしい英会話経験があります。  あれはOLになったばかりの20歳の頃……。女友達3人でグアムに行ったんですよ。  彼女たちとは高校生の頃、英会話スクールのクラスメートでした。高校卒業後、和久井は短大の国文科へ、彼女たちは英語の専門学校へ進学しました。3人ともOLになり、久しぶりに遊ぼうと、2泊3日のグアムの旅に行くことになったんです。  友人同士での初めての海外。もう開放感タップリですよ。  遊びにいった射撃場で、金髪男子たちと知り合ったんです。で、「夜に飲みに行こう」ってことに……。もう、怪しさ満々ですよね。  そのうちの1人から、猛烈にアプローチされることになりました。ところが自分、びっくりするほど英語ができなかったんです。一緒に旅行をした友達が英会話スクールの仲間だったこともあり、自分もなぜか同じレベルだと思いこんでいたんですね。彼女たちは専門学校でしっかり勉強をしていて、自分とはレベルがもうまったく違うというのに……無自覚って恐い。 バー 夜、飲みに行ったバーで金髪男子から猛烈に口説かれました。なにを言われたか覚えてないけど、このシリアスなムードをなんとかしないと危険なことになる……と思った私は、こう言ったんです。 続きを読むには会員登録(無料)orログインをしてください。 ※ログイン後も下記のボタンは表示されます
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ユーアー シリアル」  その日「コーンフレークなどのことを英語でシリアルって言うんだ!」と知ったばかりでした。脳みそダダ漏れです。  彼は悲しそうに、 「ノー、アイム シリアス……」  とつぶやきました。口説いている女からコーンフレーク扱いされたら、それは悲しいでしょう。意味わからないけど。

口説きの舞台はついに夜のビーチへ

 そのうちに彼は「ビーチに行こう」と言い出しました。  いやいやいや、この真っ暗闇の中、お前とビーチなんかに行ったら何が起こるかわかったもんじゃないだろう! と思いました。  でもまずいことに女3人とも、男性と付き合った経験がなくて、かなりオボコだったんですよね。周りの2人も茶化すだけ。危険度を理解していなかったと思います。 「嫌だ、行きたくない」は言いにくい気がしました。「ノーと言えない日本人」です。  そうだ!「暗いところは怖い」って言えばいいんじゃね……? 「恐い」は be afraid of でしょ、「暗い」は英語で……英語で……。……。 ……わからない!!  よっぽど英語力が腐りきっていたのか、もともとバカだったのか、「ダーク」というカンタンな単語が思い浮かびませんでした。
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早くノーって言わないと!
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