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ひどすぎる…猫・犬の虐待動画がネットにあふれる現状。規制を求める運動も

残虐動画・画像の投稿を規制する方法がない

 YouTubeやTwitterなどに上げられた虐待動画・画像をチェックして、削除依頼を出し続けているという、猫カフェ店員のCさんはこう語る。 「ネットは野放し。残虐な動画や画像の投稿を取り締まる法律がないんです。小説や漫画で動物虐待を描くなら、理解はできませんが、まだいいと思います。でも、あの映像は実在の動物たちですよ! 元税理士も、『ネットで持ち上げられて虐待がエスカレートした』と言っています。でも、私たちがサイト運営者やプロバイダに削除依頼しても、また別の場所にアップされて、きりがありません。何らかの方法で、この動画や画像の氾濫を規制することはできないものなんでしょうか?」
ひどいやつ2

批判的な書き込みも中にはあるが、それに対して挑発的な書き込みも

 そんななか、「法による規制」を求め始めた人たちもいる。関西在住のDさんは、ネットの署名サイト「Change.org」で「ネット上への動物虐待動画・画像の投稿に対する法規制」を呼びかけ、賛同者を募っている。
署名サイト

Dさんが始めた、ネット署名「インターネットにおける動物虐待の動画・画像に法規制を!!」。Change.orgというネット署名サイトで展開中

「関西地方でも特に、兵庫県では動物虐待事件が多発しているんです。でも、警察はなかなか動いてくれない。まずは動物愛護議連に、そして内閣府や環境省にも働きかけていくつもりです。ネットの法規制をするとなると、『表現の自由』や『内心の自由』との兼ね合いが出てくると思います。私たちも、表現の自由を規制してほしいとは思っていません。ではどういう方法なら可能なのかということを議論するため、まずは一石を投じたいと思い、署名集めを始めました」
動物虐待事件の推移

《動物虐待事件の推移》警察庁資料をもとに作成。’17年に摘発された68件のうち、猫が46件と最も多く、次が犬の16件だった

 動物虐待事件の摘発数、逮捕・書類送検者数は、ここ数年増加中。これは動物愛護への関心の高まりが、虐待通報の増加に繋がっているともいえる。愛護団体など一部の人々にまかせきりにするのではなく、国民全体で考えていくことが必要だろう。 <取材・文/SPA!動物虐待取材班> ― ネットにはびこる動物虐待 ―
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