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温泉が美容に超いい理由、ちゃんと知ってる?医師も大推薦

 ゆっくりと温泉に浸かるだけで高い美容効果を得られることをご存知でしょうか? 医学的な観点からも、今、温泉の健康効果に注目を集めていて、実は美肌などアンチエイジングにも効果的です。

「温泉習慣」と美容の関係について、『医者が教える最強の温泉習慣』の著者で、医学博士の一石英一郎先生が解説します。(以下、一石先生の寄稿)

温泉・若い女性

日ごろ溜め込んだ「老廃物」「有害ミネラル」をお掃除


 美容のためにデトックスが大切だということは、テレビなどでもさかんに言われていますが、それは間違いありません。デトックスが不十分で、老廃物や有害ミネラルを体内に残したままでいると、細胞の不活性化が進み、いわゆる“老化現象”に直結してしまいます。

 しっかりとデトックスをして血流を活発にすることで、細胞内の酵素やタンパク質などの健康において重要なものが活性化し、老廃物や有害ミネラルの排出をスムーズにすることができます。ここで役立つのが、「温泉」なのです。

 温泉は、お湯に含まれている硫化水素や二酸化炭素などの成分が皮膚に付着することで、膜のような状態になります。このため、まるで電子レンジのように、芯からじっくり体内の温度をポカポカと高く保ってくれ、血流も改善してくれます。

 さらに温泉だからこそ得られる発汗作用も見逃せません。わきや額など、通常、汗が出る汗腺からは有害ミネラルなどの老廃物を排出させることが難しいのですが、温泉の温め作用は、皮脂腺に直接作用し、デトックス効果を助け、有害ミネラルの排出促進をしてくれるというわけです。

露天風呂 嬉しいことに、温泉のデトックス効果の根拠はほかにもあります。多くの温泉には「マグネシウム」が含まれているのですが、これが皮膚から吸収されることで、全身の細胞内の350を超える酵素活性がさかんになり、活き活きとした元気な身体を作ることができるのです。

 最近は、フルーツなどをミキサーにかけて作る「スムージー」が、美肌やデトックス効果があるとして人気を集めているようですが、そうした効果は、スムージーにより取り入れられるフルーツの酵素によるものと考えられています。温泉は、こうした「スムージー効果」を細胞レベルで起こすことができるわけですから、非常に効果的だと感じていただけるのではないでしょうか。

温泉を塗るだけで美肌効果。「最後にシャワー」はもったいない


 温泉は、デトックス効果により身体を内面から美しくするだけでなく、皮膚の表面にも直接作用します。これは温泉に含まれる成分にもよりますが、たとえば、弱アルカリ性の泉質の温泉に入ると、皮膚の表面がツルツルになりますし、保湿効果も抜群です。

 石鹸を触ると、皮膚がヌルヌル、ツルツルしますよね。これは石鹸のアルカリ性と身体の脂が混ざることによるものなのですが、アルカリ性の温泉に浸かるとまさに同様の反応が起こり、私たちの皮膚がヌルヌル、ツルツルになるというわけなのです。

一石英一郎氏(撮影/林紘輝)

【一石 英一郎医師 プロフィール】
1965年、兵庫県生まれ。医学博士。国際医療福祉大学病院内科学教授。日本内科学会の指導医として医療現場の最前線を牽引する一方、伝統医療と西洋医療との知見の融合にも造詣が深い。温泉入浴指導員の資格も有するなど、温泉を活用した健康増進にも精通する。

<文/一石 英一郎>

医者が教える最強の温泉習慣

動脈硬化、糖尿病、高血圧、がん、うつ、慢性疲労、肩こり、不眠etc.。温泉が持つ驚異的な健康効果をエビデンスに基づき医学博士である著者が解説




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