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子どもが再婚に反対…「あのおじちゃん嫌い」な理由が泣けた<シングルマザー妊活>

突然の「Kちゃんと会いたくない!! キライ!」

 そんなある日、事件は起こりました。  いつも通りにK氏と娘と3人で食事をしている時、1人トイレに立った私が席に戻ると、何やら不穏な空気が……。 不穏私「なに? どうしたの?」 娘「もうKちゃんと会いたくない!! キライ!」 私「何!? 突然! なんで??」 娘「Kちゃんはいつもママを困らせてる! Kちゃんは悪い子だよ! ママが楽しくないなら、もうKちゃんと一緒にいたくない!」 と泣き出したのです。  突然のことで、私もK氏も無言になってしまいました。結局その日はK氏に謝り、娘を連れ帰宅。  よくよく話を聞いてみると、私がK氏といる時の表情や、電話の後の溜め息、声のトーンや会話などから、感覚的に“ママにとって良くない人”と感じ取ったようでした。  それを聞いて、無意識に無理をしていたんだなーとハッとしたのと同時に、子どもは良く見ているなと感心しました。子供にとってママには常に笑っていてほしい存在なんですよね。そんなことも忘れて、娘を悲しませてしまった自分を反省しました。 反省私「わかったよ。Kちゃんとはもう会わないよ。それでいい?」 娘「うん!」  というわけで、成長した娘の気持ちを尊重しK氏と会うのはやめました。再婚活の道はなかなか険しいですな……。 <TEXT/杉沢志乃> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【杉沢志乃(すぎさわしの)】 37歳。東京生まれ。ナンバーワンホステス時代に独学で行政書士試験に合格。25歳で小説『キャバクラ嬢行政書士の事件簿』(ゴマブックス)を出版し、翌年『キャバギョ!』でDVD化。現在は女性向け映像メーカー「ラ・コビルナ」の代表取締役社長を務める。
杉沢志乃
36歳。東京生まれ。ナンバーワンホステス時代に独学で行政書士試験に合格。25歳で小説『キャバクラ嬢行政書士の事件簿』(ゴマブックス)を出版し、翌年『キャバギョ!』でDVD化。現在は女性向け映像メーカー「ラ・コビルナ」の代表取締役社長を務める。
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