1回目の結婚をしたのが24歳。今以上に子どもだった私は、自分のことに精一杯でした。そんな私が初めて義両親に会って考えたことは、
「嫌われないために、良い子だと思われるよう振る舞わなくては」という発想です。
その結果、ご近所に住んでいたにもかかわらず、いつ会っても当たり障りのない会話しかできず、結果として困ったときに相談することもできず、また自分も相手も理解しあわぬまま、離婚するまで関係性は変わりませんでした。
もちろん仲が悪かったわけではありません。でも、良くもなかったのです。
あの時の自分を反省し、同じ轍(てつ)は踏むまいと決意しました。しかし33歳の今、自分の本音(婿にしたい理由)を自分で言わず、同じように良い子ちゃんを演じているのです。
「これじゃあ、何も変わってないじゃないか!」
会食がお開きになり、幼稚な自分を反省すると、改めて旅行中にもう一度、きちんと自分の口から説明をする場を設けてもらうことを決意したのでした。
<文・イラスト/おおしまりえ>
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【おおしまりえ】
水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は雑食系恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。
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@utena0518おおしまりえ
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