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怪しい“妊娠できる石”に、赤富士の絵…妊活開運グッズの闇<目指せ!デキたら婚>

おおしまりえの 目指せ!デキたら婚  恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。  結婚は1回経験して失敗しているから興味がないけど、子どもは欲しい。だから結婚より先に、パートナーの彼と妊活をしよう。そう思って始めた本連載。 妊活グッズ しかしなんやかんや先に結婚の話が進んだり、マリッジブルーになったりと、山も谷もありまくり。なんとか面倒モードを脱し、マイペースに結婚準備も妊活についても取り組んでいこうとおもったとき、筆者の心を撃ち抜くモノが目に入ります。 「私は、これで妊娠できました!」  なんということでしょう。世間には、数多の妊活系開運グッズが売られているのです。中には芸能人を広告塔にしているものまであるではないですか。  スピリチュアルとか占いは好きな方だけど、あくまでも“ロマン”くらいに思っている者としては、買う人はどんだけ必死なのか、本当に効果があるのか、気になるところです。

問題になった妊娠米、今も売られている「赤富士の絵」…

 妊活開運グッズといえば、少し前にフリマアプリ『メルカリ』で売られていた『ざくろの絵』や『妊娠米』が有名でしょう。  妊娠米は、妊婦からお米をもらうと妊娠菌がついていて妊娠しやすくなるという、まるで生理の子の近くにいると生理がうつるという都市伝説さながらの内容です。医学的根拠がないと問題になり、メルカリは削除しました。  ざくろの絵は、妊婦の書いたざくろの絵を寝室にかざると子宝を授かるというジンクスで、自称妊婦がメルカリ内で多数のザクロ絵画(といっても落書きレベル)を出品していましたが、今は見かけません。  しかし最近は『赤富士』なるものがブームらしく、こちらはまだメルカリで見つけることができます。  赤富士とは、妊婦が陣痛中に赤ペンで書いた富士山のイラストで、これをもらうと妊娠できるというもの。
赤富士

メルカリで出品されている「赤富士」

 正直陣痛中にそんなことする余裕があるのか……と驚愕するのですが、出産経験者に話を聞くと、陣痛きたてならけっこー余裕とのこと。  とはいえ、メルカリに出されているものが本当に陣痛中の執筆か確認するすべはなく、中には『コウノトリとザクロもプラスして書きました♪』と、お得感をアピールするモノも。  妊活に悩むと、こういったグッズを頼る気持ちが芽生えるのは理解できますが、バイト感覚で売っている人は、本当の妊婦でも業者でもひどすぎると感じてしまいます。
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『妊娠できる石』を買っちゃた。プロの目から見てどうなんだ?
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