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性について子どもに教えるとき、一番大切なこと|性活相談

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「セックスっていうのは、とても気持ちいいことだし、楽しいことだし、将来を考えて付き合う2人にとって大切なことだけど、一方で、傷ついたり悲しくなったり、場合によっては死にたくなるほど苦しむことがある。だから、セックスをしないっていう選択肢もある。でも、多くの人がセックスをする。親も先生も。

 あなたの体が大人になり、肉体的にも社会的にもセックスをすることが可能になったら、自分はもちろん、他の誰かを傷つけずに、自分の意思でセックスすることができるようになって欲しい。世の中には、自分の欲望を満たすため、人を傷つけたり支配する手段として性を悪用する奴がいる。そうはならないで欲しい。そういう奴らによって傷つかないで欲しい。でも、性から遠ざかるのではなく、性のいろいろな喜びや楽しみも手にして欲しい。それはとても素晴らしいことだから。

 そして、よく分かっておいてほしいのは、性の喜びや素晴らしさを知っているからといって、人として優れているということではないんだよ。大切なのは、それぞれみんなが、それぞれの性の価値観を持てるようになること、自分の価値観とは違う他の人を否定したり拒絶しないこと。自分の性を見つけ、受け入れ、自分のものにしていくということが、人として自立する一歩であり、それは、他の人もそうなんだと想像すれば、他者を尊重することが出来るようにもなるんだよ」

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 といった感じです(長くてすみません)。

 性の目覚めと性の価値観の確立は、親離れ子離れのきっかけにもなると思います。僕の性の価値観を唯一の正解だと思わないでください。各自が自分らしい性を見つけ、向き合えればいいのです。その姿勢が親や先生にあれば、子供に性の具体的な部分の話をすることもそんなに難しくないと思います。

重要なのは伝える側がどうあるか 時代は関係なく、伝える側がどうあるか、親や先生と子の関係性がどのようなものかが何よりも重要です。

 そのうえで、時代性のある話をすれば、スマホやネットの普及による性に対するハードルの低下に目を配っておくことも必要です。キーワードとしては、セクスティング(英語:sexting)です。sex(性的)+texting(メッセージの送信)の混成語で、いやらしいメッセージや裸などの卑わいな画像を携帯電話で他人に送信する行為のことを指します。

 時代が変わり、性的なものに簡単に触れられるようになっただけではなく、自分の性的プライバシーの扱いもゆるくなっています。昔なら「夜道に気を付けろ」でしたが、今はネットの使い方も気をつけなければなりません。一度表に出た裸の写真などの性的情報は永遠に消去できないんです。完全消去が難しいんです。AV男優の僕が言うんだから間違いありません。僕は後悔していませんが、多くの方は後悔するでしょうからものすごく気をつけてください。

森林原人さん

森林原人さん

<文/森林原人>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】

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【森林原人/モリバヤシ ゲンジン プロフィール】
1979年生まれ。1999年にAV男優デビュー。出演本数1万本。経験人数9千人。セックスの虜になり道を踏み外したと思われているが、本人は生きる道を見つけられたとむしろ感謝している。著書に「イケるSEX」(扶桑社)他。性と向き合い、性を知り、性を楽しむためのサイト「リビドーリブ」とオンラインサロン「森林公園」を運営。
★Twitter(@AVmoribayashi

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イケるSEX

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