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女性タレントの顔をディスってしまう心理。外見コンプレックスとのつきあい方

 あなたは外見に自信がありますか? 私は、自信などかけらもありません。外見に自信満々の人なんてきっと、ごく少数。女性の大半が、「もっともっとキレイになりたい」と考えているのではないでしょうか。

『だって……、あなたもブスでしょう?』だって……、あなたもブスでしょう? 顔面偏差値が低いオカマだからわかる、人生の上手なもがき方』の著者は、自称“アラサーのブスなオカマ”のBSディム氏。ブログやTwitterでつぶやく“ブス論”が人気を集め、Twitterのフォロワーは7万8000人を超えています。

顔の造形が醜いことや、手足が短いこと、ウェストにくびれがまったくないこと、姿勢が悪いこと。食生活が乱れていること、服装がだらしないこと、整理整頓ができないこと、陰口ばかりを叩くこと……。それらはすべて、「ブス」という二文字だけで表すことができる。

――と冒頭で著者が述べているように、“ブス”という言葉は外見のことばかりを指すのではありません。この本は、何かしら「自分のイケてない部分」に不満を持っている女性たちに、コンプレックスとの上手な付き合い方を提案してくれます。

外見への自信は、あればいいというものでもない


 世間は、この子イケてないかも……と感じつつ「カワイイ」という誉め言葉を乱用します。そう、キレイや美しいという確固たる意味合いではなく、何となくぼやけた「カワイイ」。

外見コンプレックス

写真はイメージです(以下同じ)

 本書でも<中途半端にお世辞でかわいいと言われたことに甘んじて、堕落してブスになってしまった女たちをアタシは知ってる>とバッサリ。一見残酷な言い分ですが、裏を返せば、自らのコンプレックスを認めたうえで、自分を磨いていくべしという、愛のムチです。

 いたずらにカワイイと言われたばかりに、ちょっとした勘違い女になってしまった経験が、私にもあります。カワイイと言われたからって20年前と同じメイクやファッションをよしとしていたなんて、ああ恥ずかしい。

 本書にはこんな金言があります。外見レベルの自覚は<キレイになるための伸びしろ>だと。まずは厳しめに鏡と向き合い、己の姿を真正面から受け止めましょう。

美人タレントを「かわいくない」と言ってしまう心理


 テレビを見ながら人気女優に「どこがいいの? エラ張ってるじゃん」「全然かわいくないじゃん」なんて言っている女性、いませんか?

 心の中で、誰かの外見にケチをつけるのは自由です。でも、それを口に出す瞬間の女性はきっと「美」から遠ざかっていますよね。そんな行為について、<他人の中に欠点を見つけて、それを言葉にすることで安心感を得ようとするのは、とても卑しく、虚(むな)しく、恥ずべき行為であるということは忘れてはならないわね。>と本書。

テレビを見ながら悪口 外見のコンプレックスと向き合っていると、ついつい他人にも“同じアラ”を探してしまいたくなる気持ちはわかります。ですが、<「あれが嫌い」「これが嫌い」と、「思ったことを口や態度に出さずにはいられない」ような人間って、美人、不美人に関わらず、精神的に未熟で品がないのよね。>そして<アタシも、決して品があるとは言えないのかも>とBSディム氏は警告。

 もし、自分のコンプレックスと似たパーツを人気タレントの中に見つけたら。どうせなら「彼女も私と同じで○○が××(例:鼻が低い)けど、あんなに輝いてる!」なんて、前向きなお手本にしたいものですよね。

愛嬌スキルは何より大切。ただし、利用されないよう注意


 BSディム氏いわく、コンプレックスのある女性こそ、習得すべきスキルは「愛嬌(あいきょう)」、いわゆるかわいげ。堂々と愛嬌をふりまくと「媚びている」なんて思われがちですが、一旦そのことは忘れましょう。好感の持てる言動や表情をすることを、ためらう必要はありません。

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愛嬌スキルの注意点

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