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斎藤工、YOSHIKI、ゆず…豪雨被災地への支援の輪、芸能界でも広がる

ブルゾンちえみら、お笑い界からSNSを通じた支援も

 マンパワーや寄付のほかにもできる支援はあります。SNSの特性を活かした働きかけをおこなったのは、実家も被災したというブルゾンちえみです。ツイッター上の声をリツイートする形で、「水が回復してもトイレから使用するのは良くない」「支援物資を入れた段ボールの外側には中身を記載」など、被災者や支援者に役立つ情報を発信。フォロワーから感謝の声が挙がっていました。  同じく岡山県出身のお笑いコンビ千鳥のノブも、豪雨が襲っている最中、実家の家族が避難したことを受けてツイッターで警戒を呼びかけるなど、いちはやく行動を起こしていました。その後も自治体などが発信する被災地情報を拡散していたのですが、「倉敷市内のコンビニが支援物資の受け入れ先」という誤った情報を流してしまい、現場が混乱。謝罪する事態に発展してしまいました。  被災地のひとつである愛媛県出身のお笑いコンビ・バンビーノ石山も、災害時に役立つサイトや支援要請の方法、現地で不足している物や物資の送り先など、被災者支援者ともに役立つ具体的な情報をツイッターで発信。コメントを寄せたフォロワーとこまめにやり取りしながらサポートをおこなっています。  また、現地で支援活動をおこなう団体と協力して水を届けるルートと保管場所を確保したり、相方の藤田とファンディングアプリに支援金を募る専用ページを立ち上げたりと、精力的に支援を続けています。  韓国の歌手ジェジュンが、広島県でのボランティア活動のために来日するなど、国外の著名人にも動きが。  復興に大切なのは、長期的に支援を続けていくことです。彼、彼女らの活動を参考に、今からでも自分にできる支援を考えてみたいですね。 <TEXT/千葉こころ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
千葉こころ
ビールと映画とMr.Childrenをこよなく愛し、何事も楽しむことをモットーに徒然滑走中。恋愛や不倫に関する取材ではいつしか真剣相談になっていることも多い、人生経験だけは豊富なアラフォーフリーライター。
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