Beauty

買い物袋を持つなら「2つ」に分けて。日常で“ついでに”できる美習慣4つ

3・運動は面倒! 日常習慣とセットにして「いつの間にか」美しく

 30代後半~40代の女性って、結婚や出産を経験したり、はたまた仕事で責任ある立場に就いたりして、美容に費やすお金も時間も限られてくる人が多いように思います。家事や仕事は「待っている相手がいるもの」。となると、つい自分を後回しにしてしまいがちですよね。 買い物袋 だからこそ「生活習慣を利用しよう」と本書は説いています。かくいう私も、生活習慣を利用しているひとり。ドライヤーで髪を乾かす間は爪先立ち、お湯が沸騰するまでスクワット、といった具合が私流ですが、本書でも「ながら日常運動」を紹介しています。 ☆お皿洗いの時は片足ずつ後ろ方向に浮かせて伸ばす(お尻の引き締め) ☆フローリングワイパーでしていた掃除を、雑巾拭きに変える ☆買い物袋はなるべく同じ重さで2つに分けて、帰り道に持ち上げ運動  他にも「椅子に座っても背もたれにはよりかからない」「膝をきちんと閉じる」等々、日常でできるちょっとした「美習慣」がたくさん書かれています。  人は放っておくと、楽な方へ楽な方へと流れてしまう生き物。本書でも「続かない理由には、『面倒くさい』というのが一番に来る」と述べています。やはり「なるべく楽をしてキレイなりたい!」と思うのが人情。朋原さん自身も「面倒くさい」と承知した上で、「日常にある小さな習慣とセットにしてしまえばいい」という結論に達したのです。

4・ウォーキングはウェッジソールで

 ダイエット目的でウォーキングやお散歩をされている方に試してほしいのが、「スニーカーを10センチのウェッジソールに変えること」。これはウォーキングをしていた朋原さんが、「スニーカーよりも10センチのウェッジソールのほうが、苦もない割には、今までになく下半身の筋肉を使った」と実感したそうです。  ただしくれぐれも怪我をされないよう、厚底靴に慣れていない方は十分にお気をつけ下さい。  プロの美容家といえど、悩みは私達を同じ。美と健康は一日にしてならず。まさに「小さな習慣」の積み重ねなのです。 ―小説家・森美樹のブックレビュー― <文/森美樹> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。X:@morimikixxx
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