LINE疲れ、ムカつく同僚…日々のストレスからゆる~く逃れる方法
友達からのLINEが来すぎて疲れる…どうしよう?
人とのつながりを保っていないと不安なタイプがいれば、ひとりでいることに安らぎを覚えるタイプもいます。会わなくても近況がわかるSNSを、異なるタイプ同士の潤滑油としてうまく活用できればいいんですけどね。最近はSNSそのものが存在感を増し、「連絡しなきゃダメ?」というのが、かえってプレッシャーになっているのかな、と私も思います。
この問題に本書は、LINE苦手キャラを演出するよう提案しています。「友人に会った時にでも『全然返信しなくてごめ~ん、私LINE苦手なんだよね~』と一言伝えておけばいいでしょう。あまり深刻にならず、軽めに言ってしまえば、相手もわかってくれるはず」とアドバイス。
「いまさらキャラを変えられない!」という人は、代わりに「いきなり多忙キャラ」「スマホ断食中キャラ」でもいいですよね。要はキャラにすべてをかぶせてしまえばいいのです。それと並行して、メッセージが来ても気にならないようトークの通知はこっそりオフにしてしまいましょう。
ひとつのストレスを手放したら、またひとつ、違ったストレスが生まれます。どのストレスを選択するかは、あなた次第。
そんなシンプルな法則をゆる~くおしえてくれる一冊でした。
―小説家・森美樹のブックレビュー―
<文/森美樹>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。X:@morimikixxx
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