料理テクは不要。デパ地下級の肉料理が「ほぼ放置」で作れちゃった♪
時代は「時短料理」を越えて「放置料理」へ?
『放っておくだけで、泣くほどおいしい料理ができる』は、テクニック要らずのレシピ本です。なんと「放っておくだけ」で、デパ地下のお惣菜顔負けの一品が完成するのですから。
著者は料理家の小田真規子さんと漫画家の谷口菜津子さん。小田さんが研究を重ねたレシピを、谷口さんがわかりやすく漫画で解説しています。
家族に愛情たっぷりの料理を作ってあげたくても、仕事や家事に追われてヘトヘト……ということも多い女性達。ついつい出来合いのおかずを並べたり、ワンパターンのメニューになってしまいがち。
先日テレビで、「妻の手抜き料理に愛情不足を感じる夫」という特集が組まれていましたが、これには私、反発するよりも悲しみが先にきてしまいました。
女性達だって、手をかけた料理を作りたいのは山々。「でも時間がないの!」と、思わず叫んだあなた。大丈夫です。本書に掲載されているのは、「時間を味方につける」料理。「サッと下ごしらえしたら冷蔵庫で放っておく」、こんなレシピが満載なのです。
今回はその中から、プロ顔負けの味が手軽にできる、2つの料理をご紹介します。
まずは、持ち寄りパーティーなどでも重宝する牛肉料理から。保存もきくので、牛肉は多少フンパツするのがオススメ(本書では、500g1065円のものを使用)。
<レシピ情報>
作業時間 20分
放置時間 5時間30分~
調理器具 フライパン、鍋、ジップ式の袋
保存期間 冷蔵3日
<材料>
牛ももかたまり肉 500g
塩 小さじ1/2
サラダ油 大さじ1
ねぎ 1本(100g)
調味料A(混ぜておく)
砂糖 大さじ1
醤油 大さじ3
酢 大さじ2
柑橘果汁(オレンジジュース・レモン汁など) 大さじ2
赤唐辛子 1本(小口切り)
<牛肉ねぎ醤油漬けの放置レシピ>
1 牛肉を冷蔵庫から出し、表面の水けを拭き取ってから、塩をすりこむ。
【放置】常温で[30分]おく
2 牛肉から出た水けを軽く拭き取る。フライパンにサラダ油を中火で熱し、7~8分かけて、すべての面に焼き色をつける。
3 鍋に6カップの水を沸騰させて、火を止める。そこに水1カップを注いで少し温度を下げてから牛肉を入れ、ふたをする。
【放置】そのまま[1時間]ほどおく
4 斜め薄切りにしたねぎと、調味料Aを併せてジップ式の袋に入れ、水けを拭き取った牛肉を入れる。※しっかりと袋の口を閉じる。
【放置】冷蔵庫で[4~5時間]おいて、味をなじませる。
薄く切り分け、器に盛りつけていただく。※余った分は切らずに保存する。
ほとんどの工程が「放置」なのに、お肉はしっとり、香り高いプロ級の味に驚くことでしょう!
時間を味方につければ、忙しくても料理できる
「デパ地下で買ったとしか思えない」牛肉ねぎ醤油漬けの放置レシピ
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