Gourmet

料理テクは不要。デパ地下級の肉料理が「ほぼ放置」で作れちゃった♪

「肉汁をすべて閉じ込めた」チャーシューの放置レシピ

 シンプルながら、ハードルが高いのがチャーシュー。これが完ぺきにできたら、彼氏や旦那様もあなたにひれふしてしまうかも。しかも、面倒な調理はすべて時間がやってくれます。 <レシピ情報>  作業時間 40分  放置時間 4時間10分  調理器具 フライパン、鍋、ジップ式の袋  保存期間 冷蔵7日、冷凍1ヵ月 チャーシュー<材料>  豚肩ロースかたまり肉 400g×2本  サラダ油 小さじ2  ゆで卵 4個(8分ゆで)  サラダ油 大さじ1/2  白髪ねぎ お好みで  調味料A(ジップ式の袋に混ぜておく)  味噌 大さじ2  醤油 大さじ2  オイスターソース 大さじ2  酒 1/2カップ  砂糖 大さじ4  しょうが 2かけ(薄切り)  にんにく 2かけ(薄切り) <チャーシューの放置レシピ> 1 冷蔵庫から豚肉を取り出して、それぞれフォークで50回ずつ刺してから、サラダ油小さじ1ずつをまぶす。 【放置】常温で[30分]おく。 2 中火で熱したフライパンに豚肉を入れ、10分かけてすべての面を焼く。余分な脂はペーパータオルで拭き取る。 3 全面に焼き色がついたら水1カップを注いで強火にし、煮立ったらふたをする。 【放置】弱火で[40分]蒸し焼きにする。[20分]たったら上下を返す。 4 豚肉が熱いうちに、ジップ式の袋に入ったAの調味料へ入れる。袋から空気を抜き、調味料を全体になじませる。 【放置】[3時間]漬け込む 5 フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、袋から取り出して汁けを切った豚肉を転がしながら4~5分焼く。ペーパータオルで脂を拭き取り、ゆで卵と袋の中の調味料を加える。豚肉を転がしながら、さらに4~5分かけて味をからめたら、切り分けて器に盛り、白髪ねぎを添える。  ※保存時はタレといっしょに保存容器にうつし、食べる分だけスライスする。  豚肉にも卵にもタレがしっかりしみた、絶品チャーシューのできあがりです!

料理をストレスにしないために

 代表的な牛肉&豚肉のお惣菜をご紹介しましたが、一度作ってしまえばアレンジも自在です。牛肉の肉巻きおにぎり、刻んだチャーチューでオムレツなど、お弁当にも一役買ってくれますね。 「でも、放置=手抜きじゃない?」と心配になったあなた。本書は、「放置する時間を待つよろこびに変えて、料理にわくわくする瞬間を体感してほしい」と伝えています。  じっくりと料理が完成されていく時間で、あなたはゆっくりとリラックス。料理をストレスにしないために、本書のレシピを活用してみてはいかが。 ―小説家・森美樹のブックレビュー― <文/森美樹> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。X:@morimikixxx
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