お家デート、彼はエアコン代節約のため涼みに来てた?
「祭りでは不機嫌だった彼ですが、お家デートはすごく楽しそうで、私の手料理も美味しいって食べてくれました。それから、デートはもっぱら部屋というのが定番になり、私の家と彼の家を往復する日々が始まりました」
夏の終わり、互いの家を通い合ううちに、太田さんは、ふと気付いてしまったことがあるそうです。
「ささいなことなんですけど、私が彼の家に行くときはクーラーをつけてくれないんです。まあ、クーラーなしでもギリギリ我慢できるかなという気温なので最初は気にならなかったんですけど、思い返すと彼が私の家に来るのは猛暑の日ばかりで、存分にエアコンを浴びて帰るんです。
もしかして、エアコン代を節約するために私の家に来てるんじゃないかなって……」

初デートの夏祭りでの彼のケチっぷりを思い出し、疑惑は確信に変わったという太田さん。思えば、太田さんの家に彼が来たときは食事を作ってもてなしていたのに、彼の家に行くときは、一緒にコンビニに行って、ワリカンで食べ物などを買うスタイルだったとか。
「ケチで貧乏くさい人だ、と思い始めちゃったら恋愛モードに浸れなくなっちゃって夏の終わりと共に別れました」
「貧乏」が原因ではなく、あくまで「貧乏くささ」が破局の決め手。節約するのもいいですが、他人に負担をかけるような節約方法は、嫌われて当然かもしれませんね。
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シリーズ 夏の恋愛エピソード vol.5―
<文/満知缶子 イラスト/鈴木詩子>
満知缶子
ミーハーなライター。主に芸能ネタ、ときどき恋愛エピソードも。