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田中圭似の彼氏が“エリート偽装”…結婚を夢見てダマされた女性の悲劇

「不審に思った私の両親が不動産屋で調べたところ、なんと彼の職場と保証人の欄が架空の会社になっていたんです! これはお金を払えば保証会社が架空の会社を用意してくれるシステムで、水商売やアルバイトの人が家を借りる時に使うそうです。じゃあ、彼の仕事は一体何? と調べたところ、なんと会社勤めではなく派遣社員ということが判明。あの名刺は嘘だったの? と一気に地に落とされた気分でしたね。  ちなみに車は廃車になり、後に彼のご両親の物ということも判明しました。そりゃあ説教もしたくなりますよね……」 架空の会社 そこから彼が退院するまでの間、一度もお見舞いも行けなかったという美沙さん。そしてついに彼が退院しました。 「事情があったのかも……と問い詰めることもできず、LINEで『全部知ってるよ』とだけ送りました。家に帰ってきた彼の言い分は『初めは冗談のつもりだったんだけど、まさか本当に付き合うと思わなかった』『いつか言わなきゃと思ってたけど、美沙が幸せそうだったから言えなかった』。さらに『もう一度やり直せないか?』と言われ、ひたすら謝られましたね。  出会った場所が場所なだけに職歴詐称は目をつぶろうと思ったんですが、わざわざ偽の名刺を作ってまで嘘をついてたと思うとどうしても許せなくて……結局、婚約は破棄しました。でも、お互い引っ越すお金がないので今も一緒に住んでいますね……」  一度嫌いになってからは、一緒に寝ることも無理になってしまったそうです。現在、彼も気まずくなったのか徐々に自分の実家へ帰るようになったといいます。  交際の段階で相手の職業をちゃんと知るって難しいですよね。聞きづらいこともあるかもしれませんが、将来を考えているのならあらかじめ詳しく聞いておいた方が良いかもしれません。 ――シリーズ「結婚を逃す女性のため息」vol.1―― <文/結城> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【結城(ゆうき)】 恋愛ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer
結城
男女観察ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer
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