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「結婚式の裏側にウンザリ」独女ウエディングプランナーのボヤき

 人の結婚式のプロデュースをするウェディングプランナー。華やかな仕事に見えますが、どんな仕事にも思わぬストレスがあるものです。  ウェディングプランナーの美樹さん(仮名・38歳)は、独身生活が長過ぎたせいもあって、人の結婚式を心から祝えなくなったと言います。

疲れ果てたウェディングプランナーの本音

「さすがにこの仕事を15年近くやっていると、他人の結婚式なんてどうでも良くなってきますよ」と、いきなり毒を吐き始めた美樹さん。
結婚

写真はイメージです(以下同じ)

「この世界に入った頃は人の幸せのお手伝いできるなんてすばらしい! と思ってたんですが、挙式前の花嫁ってナーバスになってる人も多くて……カップルで喧嘩なんて当たり前、さらに酷いときなんて、私が新婦と大喧嘩をしてしまったことも。新郎と話していただけで『新郎に色目を使った!』とキレられたりするんです」  そういった裏側ばかり目の当たりにしているので、どんなに良い式でもどこか冷めた目で見てしまうようになったといいます。 「中でもありがちな演出は見飽きてしまい、友人の結婚式に呼ばれても『またこの演出か……』とウンザリした気分で見ています。若い人の披露宴は木村カエラや西野カナの曲で始まり、友人からのビデオレターにはハリウッドスターの映画の吹き替え、プロフィールムービーではヤンチャ時代の写真でひと笑い起き、余興は女子ならセーラームーンとかじゃないですか? この一連の流れはもうお約束みたいなもんですね」 余興を楽しむ新郎新婦 どれも身内だったら楽しく見られそうな演出ですが……全ての結婚式をそんな目で見ているのでしょうか? 「それに比べて40代以上の結婚式は良いですね。プロフィールは長過ぎるからアナウンスのみ。新郎がかなり年配でプロフィールムービーが新婦だけだったりすると『ああ、バツイチなのかな』と色々妄想しちゃいますね。  また、新郎が年配なのに新婦がすごく美人だと『客とキャバ嬢かな?』とか色々考えちゃって、じっくりプロフィールを見ちゃいます(笑)。今の仕事の楽しみといえばそれくらいですね~……」
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自分の結婚式には壮大すぎるプランが
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