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「結婚式の裏側にウンザリ」独女ウエディングプランナーのボヤき

ドレスはヴィヴィアン、指輪はヴァンクリが私の理想!

 他人の結婚式はありがちでつまらないという美樹さんですが、自身の結婚式にはかなり壮大なプランがあるようです。 「式は親族のみで、披露宴だけ地元でやりたいですね。式はヨーロッパの古城を借りて、ウエディングドレスはもちろんSATC(セックス・アンド・ザ・シティ)でキャリーが着てたヴィヴィアン・ウエストウッドのドレス婚約指輪と結婚指輪はヴァンクリーフ&アーペルがいいです。その為には早くビッグみたいなリッチな彼氏を見つけたいですよ」
セックス・アンド・ザ・シティ・ザ・ムービー

セックス・アンド・ザ・シティ・ザ・ムービー(エイベックス・ピクチャーズ)※Amazonより

 そんな美樹さんの夢を叶えてくれる彼氏は現れるのでしょうか。美樹さんの恋愛観や過去の彼氏について聞いてみました。 「最後に彼氏がいたのは8年も前です。私がちょっと仕事の愚痴を言ってたら怖いって! 少しくらい愚痴を聞いてくれてもいいんじゃないって感じですよね?  30歳の誕生日を迎えるまでにどうしても結婚したかったので、仕事が忙しいのにご飯を作ってあげたり、常にキレイでいようと身なりにも気を遣ってあげていたのに、それが「疲れる」って! それなのに、私と別れた後すぐに23歳の会社の部下と付き合って結婚したそうですよ。私とは3年も付き合ってたのに……本当、信じられないですよ」 「彼のために……」と言いながら自分のために行動していたということに、美樹さんはまだ気づいていません。 愚痴 さらに美樹さんは続けます。 「若い子で『ブライダルの仕事憧れます!』って言う子もいますが、まったくオススメできませんね。出会いはないし週末も休めないし。よく『招待客にナンパとかされるんじゃないの?』とか言われますが、声を掛けてくるなんて酔っぱらった上司の会社のお偉いさんとかくらいですよ。それすらも最近はめっきり減りましたけど。  職場は女しかいないのでギスギスしてるし、結婚してもこの仕事してたら旦那と生活が合わないと離婚して戻ってくる先輩もいるし……。私も早く寿退社して専業主婦になりたいですよ」  人の幸せを祝うウェディングプランナー。もちろん、美樹さんと違って、やりがいを感じ続けている人もいるでしょうが…。  大変だとは思いますが、仕事の愚痴は言いすぎないほうが、結婚への近道でもあると思いました。 ――シリーズ「結婚を逃す女性のため息」vol.2―― <文/結城> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【結城(ゆうき)】 恋愛ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer
結城
男女観察ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer
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