こちらは、ほんのり自然の甘さが魅力の「蒸し豆」。砂糖などの「糖類」が無添加、「食物繊維」と「たんぱく質」が豊富、1袋100円前後というリーズナブルな価格、という点を兼ね備えているため、理想的な美容オヤツと言っても過言でもありません。老化の原因とされる“糖化”の観点からも、高価でおしゃれなドライフルーツより、安価で素朴な蒸し豆でしょう！ 「果物」の中で…、という視点で考えると、やっぱり「キウイフルーツ」。キウイフルーツは、間食候補（おにぎりの白米、パン、ポテト、砂糖菓子）の中でも低GI値（53）であり、ダイエット・美容を考える上で欠かせない食物繊維、ビタミンC、カリウム、ビタミンB1などをバランスよく含んでいる食品なのです。 　1日1個の黄キウイでビタミンC1日分、緑キウイ1個でバナナ2本分以上の食物繊維が摂取できるなど、わかりやすい手軽さも魅力でしょう。ちなみに、「ベリー類」も優秀ですが、日持ちしにくいというのが難点です。 （参考）キウイの緑と黄、どっちが美容にいい？マンゴー、サクランボも色で違う ＜文・写真／スギアカツキ＞ ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【スギ　アカツキ】 食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。 現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA！連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』（英語版）好評発売中。 Instagram：@sugiakatsuki／Twitter：@akatsukinohana