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LINEの流出を防ぐ「鍵マーク」知ってる?付いていない人は要注意

暗号化しないとどうなるの?

 鍵マークがついていない場合は、「暗号化されていない」ということですので、トークルームでやり取りしているメッセージが第三者に見られてしまう可能性がゼロではありません。例えば、LINEのサーバーがハッキングされたり、LINEの社員が悪意を持って流出させるなどといったケースです。 「Letter Sealing(鍵マーク)」は、2015年10月ごろからLINEが提供を始めた新しいセキュリティ機能で、トーク内容を解読できないように設計された通信方式です。  設定を行っておけばLINEのサーバー内でもメッセージの内容が暗号化された状態で保存されます。したがって、携帯を覗かれたりしなければ、そう簡単に情報が洩れることはないというわけです。  ちなみに、現時点で保護されるのはトーク内のテキストと位置情報のみとなっているようですが、適用対象となる情報を順次拡大していく予定のようです。 「Letter Sealing」の設定をすることは、トークを行う相手に対して思いやりの心の意思表示です。大切な人の会話を守るためにも、今一度確認を行ってみて下さい。 【久原健司】 1978年生まれ。ITの人材派遣会社やソフトウェア開発会社を経て、2007年に株式会社プロイノベーションを設立。現在は、一般社団法人日本情報技術振興協会(JAPRO)認定講師として企業研修を行ったり、日本一背の高いITジャーナリストとしてwebメディアでも活躍している。
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