
さて、今後のことです。セックスを断る際のコツです。本来なら「したくない」の一言で済むものなのですが、それでは味気なく、もう少し相手との関係性を悪くしない言い回しがあれば、というリクエストに応えたいと思います。
ポイントは3つ。
1. セックスを拒否することと、相手を拒否することは別だと伝える(セックス拒否≠相手の人格否定)
2. 今日は断ったけど、また別の機会ではしてもいい、したいと思っていると伝える(タイミングの食い違い)
3. 次は自分から誘うからと、不確定な次回を提示する(積極的意思の表示)
以上のポイントを踏まえ、
「今日は体調がイマイチで楽しめなさそうなの。悔しいけど、我慢する。でもキスしたりくっついたりはしたいよ。ぎゅーしていい?」と言ってください。出来る限りくっつきながら、目を見て手を握って言ってください。相手がこっちの意思をちゃんと汲んでくれたら、「次は私から誘うからね。もしその時に疲れてたり体調が良くなかったりしたら、無理せず言って。寂しくなったりしないから。大好きなあなたと一緒にいられるだけでいいんだもん」と心を込めて伝えてください。
これはあくまでも、関係を継続させたい相手に対しての言い方です。もし、これっきりでこの先ないなと思う相手だったら、「したくない、帰る」でいいです。かつての僕がそうだったように、
無知な男は多少傷ついてもへこたれません。開き直りますから心配ご無用です。何なら少し凹ませて考え直すきっかけを与えて欲しいくらいです。
大切なのは、自分の意思と体です。自分を信じて。自分を信じず、自分に嘘ついてするセックスは悪いセックスです。楽しくなきゃセックスじゃないですからね。
最後に、世に広まって欲しい動画を紹介します。性的同意を紅茶に例えて解説しているものです。YouTubeで
「性的同意 紅茶」と検索すると出てきます。義務教育に組み込んで欲しいくらいのわかりやすさです。
みんながこれを理解すれば、今回みたいなアクシデントは減らせるのになぁと思っています。

森林原人さん
<文/森林原人>
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