息子の友だちをラブホに連れ込み…46歳主婦、超年下との不倫を語る
20歳以上も年下の子へ、嫉妬している自分にぞっとした
「息子が手を振っていたんですよ。前を見たままどうするとTクンに聞いたら、ここで降りると。ふたりが言葉を交わして入れ代わりに息子が助手席に乗り込んできました。
『偶然、会ったんだって?』と息子。そうなのよとしれっと答えましたが、さすがにまずいなとドキドキ。すると息子が『あいつ、元カノと復活したらしいよ。これで元気出して就活もうまくいくといいんだけど』と。あ、そうだったのと力が抜けました」
帰宅後、めらめらと嫉妬心が頭をもたげてきて、彼女は自分で自分にぞっとしたという。20歳以上も年下の息子の友だちに嫉妬するなんてと自嘲(じちょう)してみても、心のざわつきは止まらない。ついTクンに『元カノと戻ったんだって? よかったね』とメッセージを送ってみた。するとすぐに『戻ってないよ。〇〇(アキコさんの息子)にはそう言ったけど』と返ってきた。
「それを見てほっとしたんですが、いずれにしても潮時だと感じました。『もう会うのをやめようね』と送ると、『どうして? 僕、卒業したらあなたに離婚してもらって一緒になりたい』と。それを見て、そんなふうに思わせてしまって申し訳ないと思いました。若い子は一途なんですよね。それを忘れていた」
不倫の恋にはまった若者が、目を覚ました瞬間
亀山早苗
フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio
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