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コンドームより確実!?アメリカも認めた注目の避妊アプリ

 避妊法というとコンドームや低用量ピルが一般的ですが、とうとうアプリで避妊する時代がやってきたようです。というのも、アメリカで避妊目的のアプリが、日本の厚生省のような公的機関であるアメリカ食品医薬品局(FDA)に初めて避妊法のひとつとして認可されたんです。

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FDAが認可したデジタル避妊アプリ「Natural Cycles」


 今回FDAが認可したのは、「Natural Cycles(ナチュラル・サイクルズ)」というアプリ。スウェーデンの物理学者夫婦が、ナチュラルにかつ効果的に避妊できる方法を模索し開発したそう。

 避妊できる仕組みは、毎朝測定する基礎体温の記録をもとに、その人その人にあったアルゴリズムが作られ、妊娠しやすい日とそうでない日をジャッジするというもの。ヨーロッパの試験機関では昨年すでに認可されており、世界160カ国以上で使用されている、かなりメジャーな避妊アプリなんです。

失敗率は1.8%、女性主体の避妊法


 FDAの実験では、15,750人の女性が平均8カ月間このアプリを使用。すると、正しい使い方をしている人では失敗率が1.8%だったそう。この1.8%には、アプリが安全日と示す日にセックスし避妊法(コンドームなど)に失敗したケースなどが含まれています。
 また、正しい使い方をしていない場合(8カ月のうちに何度か、危険日に避妊せずにセックスしてしまうなど)でも、失敗する確率は6.5%だったそうです。

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 日本産科婦人科学会によると(※2)、コンドームで避妊する場合、正しく使った場合の失敗率は3%程度と言われていますが、使い方を誤る場合もあり、一般的な失敗率は14%にもなります。だからこの避妊アプリは、妊娠を望まないカップルにとって有効ということがわかると思います。

 ちなみに、低用量ピルでの避妊失敗率は0.1%ととても低いのですが、日本ではまだ普及率が低く、生殖可能な年齢の女性の服用は3%に留まっているという実情があります(※2)。

昔からある「リズム法」がベース


 さて、同アプリの使い方ですが、毎朝起きたら基礎体温を測り、それをアプリに入力するという流れ。するとアプリがデータを分析し、月経周期を予想、妊娠しやすい日と妊娠しにくい日を教えてくれます。

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 これはいわゆる「リズム法(周期法)」と呼ばれる昔から存在する方法のひとつですが、日本産婦人科学会においては避妊するうえでは「正確性に欠ける」と認識されています(※2)。
 ナチュラル・サイクルズはアルゴリズムに改良を加えることによって、正確性を高めているそうです。

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その正確性を疑問視する声も

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