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うつ病かも…と思ったら。信頼できる医師と出会うコツ

今の主治医は初診で30分話を聞いてくれた

夕焼け 現在まで5年以上通院を続けている主治医について思い返してみると、初診の際にじっくりと時間をとってくれたことが大きかったです。その主治医は、最初は必ず30分時間をかけて話を聞くというポリシーがあり、なぜそうしているのか尋ねたことがあります。 「メンタルヘルスの重要な部分は、自分の思考のパターンにいかに気づいて修正するべきところを修正できるか、ということだと考えてます。それなりの時間をかけて心を整理していくことが必要で、特に初診ではじっくりと状態を聞き取ることを大切にしたいんです」という返答でした。  5年経った今でも心の整理が必要なときは、対話をしながら主治医に整理のお手伝いをしてもらっています。  医師は診察して薬を出す、話をじっくり聞くのはカウンセラー(臨床心理士)、という役割の違いがありますが、患者とどのぐらい対話するかは医師によって違います。信頼できる主治医と出会いたいものですね。  初診だけで病院や主治医を選ぶのはなかなか難しいことでもあります。もしその病院で良いか迷ったときは、筆者は、とりあえずそこに3回受診することにしていました(人間の印象は3回目の印象とそれ以降ではあまり変化がないという説もありますし)。  そのためにも3回の受診までにできるだけ医者に自分の状態を伝えられるようにしました。話すのが難しいときは、メモに自分の体調を書いて医者に読んでもらうことも有効です。 <文/大庭スミ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
大庭スミ
ライター、メンタルカウンセラー。メンタルについて相談を受けることも多い。@sumi19191
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